4月 222015
 

2015 04 22 05

白馬でコンビニ休憩後、国道148号で糸魚川方面へ。

この道、塩の道とか糸魚川街道とか呼び名はあるものの、それらを無視し勝手に「忍耐街道」と呼んでいる。
フォッサマグナ沿いの渓谷ワインディングで、通年通行可能なように覆道とトンネルが連続、姫川の景色も大らかで気持ちがいいはずなのだが、南北を貫く有用なルートということもあって、いつも長い隊列を組むハメになる。加えて、トラックやダンプが異様に多い。
その結果、渓谷ワインディングが楽しめるという印象はまるでなく、トロトロとした流れに身を任せて走るしかないガマンの道なのだ。

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糸魚川から国道8号。この時点で北アルプスを一周する腹は決まっていたので、ノーズを西へと向ける。
R148のウップンを晴らすかのような、爽快シーサイドドライブ。時折、開通したての北陸新幹線の橋梁が絡み合う。
その北陸新幹線、糸魚川にも駅があり、青看に駅と出口の名前が 併記されていたのだが、北側が「日本海口」南側が「アルプス口」と、ひねり過ぎず明快で洒落ていた。

糸魚川からR8を西へ行くと、日本海側随一の難所、親不知だ。
ここ何年も、まず確実に高速道路で通過していたので、下道で親不知を走るのは実に久しぶり。
ジェットコースター道路は健在で、岸壁に貼り付く道路が覆道を伴って、上下左右にうねりまくる!

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久しぶりに走って気がついたが、上下にアップダウンがあるせいか、覆道の天井が凄く低く感じる。
実際にはトラックもバンバン走っているので低くはなく錯覚だと思うが、これがジェットコースター感を増幅しているのだ。
残念なのは、いつも交通量が多いこと。1ケタ国道だし仕方ないのだが、このコースは一度でいいからクリアラップで走ってみたい。

親不知IC手前で、子不知トンネルから出てきた北陸道の高架とクロスする。ここの景色が超カッコイイ(と思う)。屋根なしで走っていると、その迫力は倍増。
春の北アルプスの景色もダイナミックだが、土木技術の粋を極めた親不知サーキットの景観にも、毎回思わず感嘆の声を上げてしまう。

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親不知IC横の道の駅でトイレ休憩、しようと思ったら清掃中だったので、海だけ眺めて、その次の市振の道の駅で大休憩とした。
まだ昼には早過ぎる時間だったが、この後どこで休憩できるかわからなかったので、少し腹ごしらえしておくことにした。

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ここまで来たら、たら汁がいい。
日本海の冬の味覚なので、やや季節外れだが、自分にとっては故郷の味。美味しかった。

市振から境川を越えたら富山県。
宮崎を通過してすぐに県道へ。今回のテーマは北アルプスを見ること。
富山平野でも、できるだけ山の近くの気持ちのいい道を探して走ってみることにした。

 Posted by at 1:38 AM