浄土平駐車場で小休止。ここは有料のはずだが、夏の繁忙期までは無料となっているようだ。
ちなみに現在、吾妻山が噴火警戒レベル2(火口周辺規制)のため、磐梯吾妻スカイラインは夜間は通行禁止だそうだ。
一切経山と吾妻小富士の眺めが素晴らしい浄土平。広大な駐車場も夏から秋にかけて、特に紅葉時期はまったく容量が足りないくらいに混雑する。雪解け時期は平和だ。
毎回、吾妻小富士には登っている(駐車場から簡単に登れる)ので、今回は省略。
ブラブラと駐車場を歩いてクルマの観察(笑
カルマンギヤがいました。黒ボディに赤内装がエロい。(自分だって同じじゃん)
箱根と違って、珍しいクルマは珍しい(笑
名古屋ナンバーのビート。
そう言えばS660のドライブ無しの試乗記?まだしてないな。
浄土平を出発し福島側へ。
磐梯吾妻スカイラインのハイライト、荒野を貫く1本道。
この辺り、駐停車できないので走り抜けながら楽しむしかない。
じっくり撮影したいのなら、吾妻小富士に登るのがおすすめ。こういう画角で写真が撮れる。
2011年の秋に訪れた時に撮ったもの。訪問時は紅葉真っ盛り。浄土平へと向かうクルマが列をなしている。
この時も天気良かったんだな。さっきの浄土平では、こんな写真が撮れていた。
この時はEOS 5DIIなので、全く透明感が違って比較にならないけど。(今回もGR縛り)
純正ホイールに無限マフラーの組み合わせが懐かしい。
ちなみに2011年の秋はまだ有料だった頃だけど、ちょうど震災の後だったこともあり、復興対策の一貫で無料キャンペーン中だった。料金所は存在してたものの、通行料は取られなかった記憶がある。
年度限定だった無料開放は2012年も継続、そのまま2013年には恒久的に無料開放となった経緯がある。料金所は既に撤去されていた。
2015年に戻ろう。
荒野の風景を楽しみながら走る。
切り通しを越えると景色はまた一変。今度は福島の市街地方面を見下ろす絶景のワインディング。タイトなコーナーを繋いで高度を落としていく。
福島側の料金所跡を過ぎたところでUターン。今度はタイトコーナーを駆け上がるヒルクライム。クリアラップを取ってハイペースで浄土平付近まで。
荒野ゾーンへと切り替わる切り通しの直前で、最後の撮影タイム。
浄土平を過ぎて土湯温泉側の旧ゲートまで、ほぼクリアラップが取れた。繁忙期ではない休日とはいえ奇跡的。
何度も訪れている磐梯吾妻スカイラインで、こんなに走りを楽しめたことは未だかつてなかった。走れれば本当に面白いコース。
全長が30km程度あるので、往復するだけで60km。東北にはこの規模のワインディングはたくさんあるけれど、景観の移り変わりのダイナミックさ、各セクションの個性、走りの楽しさでは随一かもしれない。
このコースがあるからこそ、裏磐梯は定番中の定番ツーリングスポットなのだ。