9月 062015
 

2015 09 06 01

一時的にアルファがいなくなり広くなったガレージで、エスの点検整備をしました。
点検って言っても、目視で見るくらいですが。。。

でもじっくり見てると、結構いろんなことに気付きます。
エンジンルームを眺めていると、いつの間にか汚れが溜まっていたり、落ち葉が挟まっていたり。
一番驚いたのは、バッテリーの横にプライヤー(!)が落ちていたこと。
クーラント交換の際にホースを外しているので、その時の忘れ物だろうか。。。

実はこういうことってよくあって、室内にマスキングテープやハンディライトが落ちてたこともあります。
全て自分のではないので、ショップのメカニックの方がお忘れになったと思うのですが。。

エンジンオイルは高頻度でチェックしています。
前回交換から5500km、ゲージの半分くらいまで減っている。
通常走行なら問題無いですが、次週に朝練、その次にはロングツーリングが控えているので、念のため継ぎ足しておくことにしました。

しかし、手元には継ぎ足し用のオイルがない。
エンジンオイルなら、JTSエンジン用のオイルが残ってますが、気分的にエスのエンジンにアレを入れる気にならない。
S2000のF20Cは、ある意味「フツーのエンジンではない」という認識が長持ちの秘訣なのではないか、と思っているので、いま入っているのと同じ銘柄を急遽買いに行くことに。

ここで駆り出されたのが、お久しぶりKTM 390 duke。
バイクで買い物なんて、まったく想定していない使い方ですが、全然動かす機会がないので。。
2輪で向かったのは、2りんかんではなくオートバックス(笑
1軒目は在庫がなかったので、結局大宮のバックスまで走ることに。まぁ久しぶりなので、ちょっと遠くまで走れて逆に良かったか。

390 dukeのツーリングバッグに無理矢理突っ込んで持ち帰ったのがこれ。

2015 09 06 02

MOTUL 300V POWER RACING

このところ、ずっと使い続けているオイル。
非常に良いオイルなんですが、ことあるごとに値上げされてるような。。感覚的には、2リッターで以前より2000円近く高くなってる印象です。
さすがにちと考えねばならないか。

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忘備録的に書きますが、ゲージ中間から450ml入れて上限付近。
エスが若い頃(笑)は、ほとんどオイルは減りませんでしたが、齢(距離)を重ねてさすがに減りが目立つようになってきました。
それでも全然許容範囲です。元々オイル消費が激しいと言われていたF20Cですが、まったく気兼ねなくここまで付き合えているんですから。

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さらには下回りも点検。
落ち葉やら虫の死骸やら、果ては走行中に巻き込んだ、なんじゃコレ!?みたいなゴミ(今回はインスタントラーメンのスープの粉の袋)がいたる所に挟まっているので、定期的に除去してます。

更に今回は、とある懸念事項の確認。
実は、7月の東北ツーリングにおいて、牡鹿コバルトラインを気持ち良く走っていた際に、かなり大き目の落石を避け切れず巻き込んでしまったので、そのダメージの確認という任務が。。
かなり派手な金属音がしたので、覚悟はしていましたが。

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ぎゃああああああ

って大袈裟ですが、案の定、排気管がベッコリ逝ってました。
不幸中の幸いなのは、本管にはまったくダメージはなく、分岐した消音管?の方だったってこと。
特にこれによって性能的な変化はないので、放っておいても大丈夫、かな?
そのうちASMに、修理が必要か問い合わせてみようと思います。

さすがに昨年交換したばかりのマフラーなので、排気管だけでなく気分も凹みますが、、本管やタイコにはダメージがなかったわけだから、考えようによってはラッキーだったかも。。
そう考えて、気分を紛らわすことにしました(笑

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内装のクリーニングも、思い立ったが吉、やっておきます。
オープンカーの内装汚れは凄まじいです。定期的に砂埃を落とすよう心がけてます。

ドライバーシートのRECAROの裏側、通常見えない部分ですが、実はこんなステッカーが・・・

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お気付きの人もいるかもしれませんが、今からおよそ10年前のF1、BAR HONDAのドライバーネームステッカー。ベースになっているのはもちろん佐藤琢磨。自分が熱心に応援した日本人ドライバーです。
そのステッカーデザインを応用して、黒部分には自分の本名を入れ(画像加工してますが、実際にはT.SATO風に入ってます。しかもイニシャルは一緒(笑)、血液型、カーナンバーまで自分仕様に変えたステッカーを勝手に作成して貼ってあります。
完全に自己満足ですw 

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最後にタイヤの空気圧を点検、調整して終わり。
空気圧、何気に重要です。窒素でも入れてない限り、すぐに減ります。季節にもよるので、こまめな調整がドライビングプレジャーの基本。

ツーリングベストシーズンの秋に向けて、準備は万端です。

 Posted by at 7:21 PM
9月 052015
 

今日は午後から横浜のお店を2つ訪問。
10年来お世話になっているお店と、初めて訪問するお店です。

2015 09 05 01

ます訪れたのはASM
今日がお店の開店から丸10年の記念日ということで、お祝いの言葉を添えに顔を出してきました。

予想通り常連さんで一杯だったので、文字通り顔を出すだけで帰るつもりでしたが、総店長からデモカーの試乗に誘っていただき、他人のS2000で近所をドライブすることに。
このデモカー、乗るのは初めてではないんですが、自分のエスがASMのオリジナルパーツを多用していることもあり、非常に似ている感じがしました。

足回りは自分のSRE 1wayに対し、デモカーはフルスペックの3way。デフも入っていますが、ECUは同じ、排気管も同じ、更にレカロは表皮は違うけどシェルが同じなので、乗り味はホントそっくり。
強いて言えば、現行のSREにはリバウンドスプリングが内蔵されているので、ロール・ピッチング量が更に極小で、それでいてタイヤが路面に吸い付いているかのように捉えて離さない感覚は、数段レベルが違う感じです。

クルマとの一体感を重視し、どこまでも安心して乗り続けられるというコンセプトは、図らずもASMのデモカーも自分のエスも同一のようで、横に乗る総店長の話を聞きながら、この方向に進んできて良かったと改めて思った次第。

10年といえば、自分が職を変え、同時にエスに乗り始めた年数と、偶然にも同じ時間です。
エスに乗り換え、一番最初のモディファイとして、今も愛用しているRECAROを物色しに行った時からのお付き合い。
年に何回か顔を出すだけの客ではありますが、これからも斬新なコンセプトと、魅力的な価値提案をし続けるショップであってほしいと思います。

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新山下から今度は港北。2つ目のお店へ。
最初の写真に写っているように、ASMに行っておきながらアシがS2000ではなくアルファGTだったのは、このお店にV6 GTを預けるためでした。

乗り換えたばかりですが、V6 GTは来月早々に車検が満期になります。
いつも思いますが、車検っていうのは車が公道を走る上での基準を満たしているかどうかを検査するということよりも、税金をもれなく取るという目的が大半で、そのためにたった2年という短すぎるスパンで受けさせられ、そのうえ検査側は故障に責任を負わないという納得いかない制度。
極端な話、整備しなくても車検には通る(原則しなければならないことにはなっているが)ので、ますます意味のない制度だと感じます。

どうせ車検を通すのであれば、相応の安心料を得たいもの。
V6 GTは購入時、ほぼ現状渡しに近く、徐々に初期化をしていく予定だったので、車検時の24ヶ月点検を機に問題点を洗い出し、必要な部分から手をつけていくことにしていました。
そのためには、手慣れたショップにお願いしたい。2台のJTSの時は専門店にお世話になっておらず、V6に乗り換えたのを機に、主治医を探していつでも相談できる体制にしようと考えていました。

いろんな情報から探し当てて、ここならと思ったのが今回訪問したのが、都筑区にあるこのお店。

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入庫の際に少し話しただけでも、相当の技術の蓄積がありそうで、安心して任せられそうでした。
多少、家から遠いですが、気軽に相談に乗ってもらえる関係を構築できたらと思います。

 Posted by at 8:32 PM
9月 022015
 

2015 09 02 01

V6 GTの変速機は、コンサバティブ?な6速マニュアルトランスミッションです。

2リッターJTSエンジンモデルのアルファGTには、セレスピードというクラッチペダルレスの自動変速機能付きトランスミッションの設定しか設定がなかったのに対し、3.2リッターV6エンジンモデルには6MTの設定しかありませんでした。
ゆえにアルファGTは、V6を選んだと同時に、マニュアルミッションを操ることになるわけです。

アルファGTのセレスピードは、黎明期の147や156のそれと比べてかなり信頼性が上がっていたようですが、それでもマナーの悪さはどうしても拭えませんでした。
調子を崩した時はサイアク。最初に乗ったrossoのGTはマシでしたが、2代目のGTは酷かった。発進でいちいちガッツンとクラッチが繋がり、駐車場で1速から切り替わらなくなって立ち往生すること多数。。。
電子制御なので簡単に治るわけでもなく、恐る恐るなだめながら付き合っていくしかない。
メーカーが当初、ATの半分のコストでできると豪語したシステムでしたが、今ではあっさり見放して、世間の主流であるダブルクラッチシステムに乗り換えている現実があります。

そんな短命だったシステムに、修理代を重ねていくのはどうにも割に合わないと感じていたのが、3代目に切り替えた大きな要因のひとつでした。
やはり、昔ながらのマニュアルトランスミッションは構造が単純だけに、気軽にお付き合いができる。これはとっっても大きな利点だと個人的には思っています。

クラッチは油圧で作動しますが、それ含めて物理法則に則ったシステムなので、メンテナンスが容易。(って言っても、ミッションケース開けるのは大変ですが)
オーバーホールで確実に調子を取り戻せる術があるという安心感があるのは大きなアドバンテージです。

長く付き合っていくことを前提にすると、変速機はマニュアルミッションがベスト。それもV6 GTにスイッチした大きな理由。
ま、それ以上に、やっぱクルマ乗るならマニュアルだよね、っていう古い固定観念が染み付いているってのもあるわけですが(笑笑

そのV6 GTのミッション、最初はかなり難儀しました。
というのも、全然上手く操作できないんです。シフトストロークが長過ぎて、全然スポーティーじゃない。

原因はすぐに判明しました。エスと同じ操作をするからです。

V6 GTは、エスみたいなバリバリのスポーツカーじゃない。悠然と乗りこなすクルマ。その前提で、ゆったりと、鷹揚な気持ちでシフト操作する心構えが必要だってこと。
一般的にはアルファロメオは十分スポーティーな車なのかもしれませんが、エスが相手だとさすがに分が悪い。相手はFRのスポーツカー、いや戦闘機です。
だってこんなのですよ。

2015 09 02 02

ストイック過ぎる光景と、それに違わない操作感。超ショートストロークで、節度感もバッチリ。
こんなのと比較しちゃイカンです(笑

それに気付いてからは、気持ち良く「手漕ぎ」できるようになりました。
エスと同じ6速マニュアルですが、操作の仕方はまるで違います。それが今はとことん面白い。
まるで二重人格のように、正確に2台を操作し分けることを追求することにハマっている、今日この頃です。

 Posted by at 1:18 AM