11月 162015
 

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門司港の朝。
出発前に再度、門司港周辺を歩いてみる。

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大正3年築のスーパーレトロな駅舎の門司港駅。現役ながら重要文化財に指定されているという。
が、運悪く保存修理工事中で、仮囲いでその勇姿を見ることは叶わなかった。

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保存修理の様子を間近に見られるよう、仮設の見学通路が設けられていた。
鉄骨トラスと木造のハイブリッド。さすがに相当傷んでいるなぁ。

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門司港駅は、九州を縦断する鹿児島本線の起点でもある。
関門トンネルが開通するまでは、関門連絡船と接続する九州の玄関口だった。
どことなく、往時の賑わいが感じられるような、歴史を感じさせるプラットホームがいい。

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駅舎を抜けると、昨晩訪れた旧門司三井倶楽部前に出た。

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昨日は暗くて気付かなかったけど、この建物、裏側で思いっ切り日本的な住居と直接繋がっている。
理由はわからないけど、とても不思議な光景。

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近くのカフェの駐車場で、アルファGT発見!

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街を巡って、港周辺に戻ってきた。
昼間の門司港ホテルも、存在感抜群。短い滞在だったけど、いい思い出ができた。

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ホテル脇に停めていたエスに戻り、長距離移動の支度をする。
目の前の関門海峡を渡ったら、いつものように中国道をひた走り、名神、新名神、東名阪、伊勢湾岸、東名、新東名、再び東名というルートで帰還するのだ。

連休が5連休ともなると、最終日は不思議と渋滞は激しくならない。その点では初日の移動より気楽だけれど、気は抜けない。
門司を出発し、一心不乱に走り抜く。5日目の疲労も感じさせず、新名神土山SAで最後の給油後は、ノンストップで東京まで。
こんな離れ業ができるのも、エスが最高に身体に馴染んでいるからに他ならない。

・・・・・・・

5日間に及んだ今回の九州の旅。
熊本ツーリングと銘打ってはいるけれど、熊本の他に佐賀、北九州と、結果的にちょっと今までにない所にスポットを当てたツーリングになってるなァ。
こういうカタチになることもあるから、何度訪れても九州は面白い。ツーリングを楽しめる要素の密集度を測る「ツーリング密度」という言葉があるとしたら、たぶん九州はダントツだろう。 

総走行距離は、3362.9km。
2日目のアクシデントが深い傷として残ってしまったが、走っていればこんな傷の一つや二つと思わないと、ツーリングなんてやっていけない。
帰った後に点検してみたら、サイレンサーというサイレンサーは全て凹んでいた。いろんな意味で痛いけれど、直せば良いのだ、直せば。(そう思うことにする)

たった5日間。されど5日間。
レポを書き始めた時は、もっとあっさり終わるかと思ったけれど、結局2ヶ月ほどかかってしまった。
ちょっと走りのシーンが少なかった気もするけど、総じて密度が高かったということ。

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そして。
旅の終わりは、次なる旅のプロローグ。
次週は今年最後となるロングツーリング。 

さて、どうなることやら。

 Posted by at 12:33 AM