東京モーターショーに行ってきました。
普段はクルマとは全く関係のない仕事をしている身ではありますが、会社の取引先である某国産メーカーからチケットを貰ったので、終了間際の1時間だけ見てきた次第。
そうでなくとも、今回はお目当てがあったので、ムリヤリ時間つくってでも見に行こうと思ってましたが。
長らくクルマ好きをやってますが、モーターショーに行くのは初めてだったりします。
モーターショーに並ぶクルマたちは夢のクルマばかりで、現実的に捉えられず興味が湧かなかったんですよね。(そういうのを展示するのがモーターショーだから仕方ないですが)
実際行ってみると、コンセプトカーもあるにはあるけれど少数。
世界的な注目度の低さが課題となっている昨今の東京モーターショー。ワールドプレミアとなるモデルもほとんどなく、飾られているクルマはWebや雑誌で見たことがあるようなものばかり。
新鮮味がほとんどなかったというのが率直な完走ですが、それゆえ、思ってたよりずっと身近に感じられたというのは意外でした。
何より、クルマだらけの会場に入り込んだ瞬間からテンション上がりっ放し。各メーカー自慢のいろんなクルマやバイクに囲まれているだけで、気持ちが昂ぶり血が沸き立つ感じ(笑
あぁやっぱり自分はクルマが好きなんだなぁ、なんてことをしみじみ実感してしまった。
周囲に同類の人種が溢れていて、日本のクルマ文化も、まだまだ捨てたもんじゃないなぁと感じました。
たった1時間の鑑賞ではまったく不完全燃焼でしたが、駆け足ながら興味を惹かれたモデルの一部を紹介。
以下はホンダブース。NSX市販バージョンはカッコ良かった。
シビックタイプRは、まったく物欲の湧かないクルマになってしまいました。
他にももっともっとたくさんのモデルがあるわけですが、たった1時間では到底見切れない。
おまけにその限られた時間の大半を、このモデルに費やしたから余計に時間がなかったわけですが。。。
まだ免許も待っていない頃、当時住んでいた札幌のとある展示場に、モーターショーで出展されたあるコンセプトモデルが展示されていると聞き、いても立ってもいられずに観に走った記憶があります。
そのクルマの名前はSSM。ホンダがスポーツコンセプトとして出展した、2シーターオープンスポーツカーでした。
その時はまさか、将来そのクルマの市販バージョンを所有できるとは、まっったく思っていませんでした。
あの時のように、今日見た華々しいクルマに将来乗る時が来るんでしょうか。クルマ好きのささやかな夢。。。
想い続ければ、記憶に残しておけば、いつかは乗れる、そんな出会いを信じてみたい。
ちょっと夢見た東京モーターショーでした。