今週末はまたしても冷たい雨。そんな時は、不具合事象の紹介でも。
ここ最近こんなネタばっかですが。。。(レストア日誌みたいだ)
ラジエター横のプラスチック製冷却水タンク。
このフタの可動部から、冷却水が吹き出します。
吹き出しますって、吹き出すとこを見たわけではないんですけど。。
そこそこ振り回した後に、冷却水が吹いた跡が残るんですね。
それによって著しく冷却水が減るわけでもないんですが、気持ち良いものではないので、フタを新品に交換しました。(上の写真は交換後の姿)
正確には、キャップ、ジョイントとワッシャー、それに念の為、タンク内ゴムホースとラジエターに繋がるチューブも新品交換。
全部合わせても、部品代1,000円くらいです。
外した古いフタ部分。
キャップとジョイントの隙間が青くなっているのがわかるかと。
新品になって、すっきりキレイになりました。
もうひとつ。
ここ最近、停止時にステアリングを回そうとすると、パワステ回りからゴリゴリと異音がしてました。
パワステ本体だったらヤだなぁと思いつつ、ブレーキついでに、浦和のお店で点検してもらうことに。
点検の結果、パワステギヤボックスの取付部に、僅かな緩みがあったとのことでした。
ステアリングギヤボックスを固定するブラケットに内蔵される、マウントブッシュがヘタることがあるという話を聞いたことがあります。
緩みのあったボルトは、まさにそのブッシュを貫通するそれで、もしかしたらブッシュそのものがヘタっているのかもしれません。
ただ、増し締めした後は異音も違和感もないので、ひとまずはこれで様子を見ることにしました。(ステアリングを下ろすのはタイヘンなので)
そもそもなんで緩んだかということですが、、このボルト部分に、ASMのフロントタワーバーGTが締結されているんですね。
少なくともこれ付ける時にはしっかり締めていると思われるので、取り付け自体には問題はないのですが、補強部材ということで、応力が集中して、結果的に緩みを生じることになってしまった可能性があるのではないかと。。
補強パーツは、コントロール性能に対し様々なメリットがある一方、車体にそれなりの負担をかけていることを忘れてはなりません。
ステアリング取付部が相当の時間を経て緩むという事象の原因になっていたとしても、ASMのボディ補強パーツのメリットが大きく上回っているので、個人的にはまったく問題視してはいませんが、事象は事象として受け止めて、注視しておこうかと思います。