5月 292017
 

2017 05 29 01

そんなわけで、2週連続の定点観測です。
舞台はもちろん、ビーナスライン。この季節定番の朝練スポット。
先週同様、早起きして現地入りし、交通量が増えてくる時間前には引き上げるパターンです。

本日の主目的は、昨日アップデートしたインジェクター交換による性能変化の評価。
既に昨日の帰り道で、その片鱗は体感していたのですが、エスの主戦場であるワインディングを走らせて、初めてその真価がわかろうというもの。
どのような変化があるのか、楽しみでした。

まず、例のポンポポン(失火疑惑のこと) ですが、これはもう完全に解消されました!!
どれだけ走っても、アイドリング中の排気は一定音量を吐き出しているのみ。
不規則な咳き込みは、どんなシチュエーションでも確認されませんでした。

ちょっと感動です。もうかれこれ10万km以上も付き合ってきた不具合。
誰に聞いても原因が特定されず、あれこれ試行錯誤してきた事象が、12年目のスタートである今日、遂に解消されたわけで。
ここにきて、ある意味ようやく健康体になったという。。。(感涙

2017 05 29 03

さらに、もっと感動したことがあります。

それはエンジンフィーリングの変化。それまでギャンギャンと機械音を発しながら、不旋律ながらも回ることは回るみたいな特性だったR style S2000のF20C。
それが、やたらビートの効いた力強いエンジン音に大変化。エンジンパワーの粒ひとつひとつの大きさと間隔が揃っていて、それが規則正しく、連続的に弾けていく。
結果として、エンジンの力強さもグッとアップして、それまで体感し得なかったパワー感が襲ってくるわけです。なんてゆーか、Rockなエンジン(笑)になりました

2017 05 29 02

生まれ変わったエンジンのビート音をもっともっと味わいたいがために、アクセルを踏み込んで走る走る。もう最高。
たぶん、新品の純正インジェクターに交換しても、近い変化は得られると思いますが、今回交換したG.T WORKSのインジェクターは、4本の性能を厳密に揃えた逸品なので、規則正しく回るエンジンのフィーリングをより一層味わえているような気がします。
これは高速道路のように一定の速度で巡行したり、高いギヤから加速するなんて時でも、非常によくわかります。

あと、シチュエーションによっては小さくノッキングが発生していましたが、これも見事に解消。
良好な燃焼を促進することが、エンジンの健康を保つために非常に重要ですが、インジェクターがその要であることがよくわかりました。
インジェクターが正常になって、より効率の良い燃焼になったので、これまで以上にプラグやオイル管理には気を配りたいところです。

・・・・とまぁここまでなら、ハイ良かった、12年目も楽しみだぜ、ガンガン走るぜ・・・となるところですが、なかなかタダでは帰してくれないのが最近の傾向(謎笑
思わぬアクシデントは、忘れた頃に降り掛かってくる。

2017 05 29 04

痛恨の鹿ヒット!!

ビーナスラインじゃなくて、麦草峠でですが、道路脇から突如飛び出してきたシカ(成獣)を避け切れず。。
正面から当たるとお互い生きては帰れなくなるので、、咄嗟に判断して、フロントフェンダーを捨てました。
結果として、フェンダーだけでなくドアパネルも一部損傷しましたが、正面やタイヤ(駆動系)に当たらなくてマジで良かった。

走行性能には問題がないことを確認した後、走行を続けましたが、左フロントフェンダーは全損(パネル交換)、その他は板金修理ということで、早期入院が決定です。
ヤマ走ってるとこういうリスクは常にあるんだよなぁ。特に夜から早朝にかけては、改めて要注意ですね。(ビーナスラインにも結構います)

・・・・・・・

2017 05 29 05

昨日の記事を読んで、Sho-zさんから連絡をいただき、霧の駅で合流しました。

見た瞬間、どこかいつもと違う「負のオーラをまとっていた」というSho-zさんの直感は正しかったです(↑の状態だったから)
最近忘れていましたが、ボディカラーが醸し出すオーラから、一時期Black Devil号と呼んでいたのを思い出しました。(ひょうきん族ではない(爆)
シカと勝負して、さらにその状態で飄々と、RockなBeatを響かせながらワインディングを疾走するS2000は、やはり黒い悪魔以外の何物でもなく(笑

もとい、Sho-zさんもどこか浮かない顔をしていたと思ったら、謎のブレーキトラブルが発生し、せっかく来たのに満足に走れていないとのこと。
一過性のものだったようで事なきは得ましたが、早期の点検、メンテナンスが必要とお見受けしました。

ひとしきりエスの近況報告に花を咲かせた後に、下界へ移動。
いつものカフェのオープンテラスで、八ヶ岳をバックに愛車を眺めながら他愛もないクルマ談義。
S2000のことやツーリングのことを口に出して話す機会というのは日常生活では皆無ですから、ホント至福の時間ですね。
結局、モーニングを食べていたにも関わらず、ランチの時間までダベってしまった(笑

2017 05 29 06

帰路は、ピカピカのS2000のお尻を眺めながら、中央道を疾走。
ビートの効いたエンジンはことさら気持ちがよく、フェンダーが壊れて助手席ドアが開かない(遂に一人乗りのクルマになってしまった(笑)のも忘れて帰京。
何件か修理工場を回って、今後の手配をした後に帰宅。さすがにちょっと疲れてしまいました。

結果として、とんだ12年目の初日となってはしまいましたが、それも長いクルマ生活の一部だとして割り切ってます。
何より、今までとはまったく異なる回して楽しいエンジンフィーリングを手に入れたことで、ドライブが一層楽しくなりそうな予感。
先週と本日のような陽気は、今後の季節はなかなか難しくなってきますが、悪魔復活(笑)後に、また元気に走り回りたいと思います。

 Posted by at 1:28 AM