先週に引き続き、エスのメンテナンス記録。
エンジンオイル、ブレーキフルード、クラッチフルードに引き続き、今週はプラグ交換を行いました。
最近のクルマはプラグ自体の長寿命化ということもあって、プラグのメンテナンス性はほとんど考慮されていない造りになってますが、エスの場合はその真逆。
長いノーズに広いエンジンルーム。バルクヘッド側に大きくオフセットされた直列4気筒のエンジンは、プラグへのアクセスも容易です。
プラグカバーを外したら、ダイレクトイグニッションのボルトとコネクターを外して引っこ抜く。それだけで点火プラグに到達することができます。
外したプラグはこんな感じでした。
微妙なバラつきがあるような気はしますが、まぁ誤差の範囲か。。
直前の乗り方によっても、結構焼け方は違ったりするので、均等に焼けてるかどうかを気にするようにしています。
もちろん、昔ながらの焼け色とギャップのチェック(ただし目視)も一応しておきます。
新品プラグとの比較。
ちょっとわかりにくいですが、外側電極が丸まっているくらいで、ギャップが過大に大きくなっているってほどではありません。
でも、相応のくたびれ感はありますね。
それより電極とガイシに付着している白い粒が気になる。
ガソリンに不純物がある場合、こういう感じになるらしいですが。
気になって前々回交換した際の古いプラグと比べてみましたが、あんまり変わりはありませんでした。
プラグはエンジン分解しないで燃焼室内の様子を想定することができる唯一の部品なので、以前から変わりはないかという視点で、エンジンの健康状態を把握することができると思います。
そんな観点から、交換したプラグは一応保管してたりします。
NGK レーシングプラグにして以降ですが、プラグは2万km毎に定期的に交換しているので、少なくとも14万km分は観察できる状態。
試しに一番古い(若い頃)のプラグと比べてみましたが、、差はほとんど見受けられませんでした。優秀ですね。
厳密に言えば、最初の頃はノーマルECUなので、条件は異なるんですけど。
ご覧の通り、かなり最初の段階から、一貫してレーシングプラグ(イリジウムプラグ)を使用してます。
初期のS2000はプラグ関連のトラブルも多かったので、自己流で試すのは勇気が要りますが、NGKのこれに関しては少なくともこれだけの実績があり、調子も悪くないです。
ちなみにNGK レーシングプラグ(#8)は、R style S2000に搭載しているECU「GENROM」指定品なので、マッチングはお墨付きの状態です。
内装のクリーニングも行って、スッキリしました。