8月 202014
 

2014 08 20 01

バイク装備の必需品、ヘルメットの紹介です。 

全身むき出しのオートバイに乗る上で、頭部を防護する装備の選択に、手抜きや妥協はありえません。
いろんな種類がありますが、安全性の観点からフルフェイス。
390 dukeのスタイリングにマッチし、そのスポーティーなるルックスからも、フルフェイスを選ぶことに迷いはありませんでした。 

メーカーも信頼のSHOEIを選択。日本が誇るAraiかSHOEIであれば、まず間違いないかと。
値も張りますが、先に書いた通り、安全性能には替えられません。

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この2メーカーのフルフェイスで、用途に合ったもの、フィッティング、デザインを考慮して選択したのが、SHOEI GT-Air
フルフェイスながら、通気性のためのベンチレーションが充実し、しかもサングラス代わりになるサブシールドが内蔵されているという多機能さ。
ヘルメットも機能的に進化してるんですねぇ。

コイツを選ぶ上で、何より決め手になったのがフィッティングです。
Lサイズのヘルメットじゃないと入らず、さらに内部パッドが通常仕様のままでは窮屈なくらい頭でっかちな私(笑
ところが、内部のパッドをオプション品に変更すると、これがジャストフィット。
全く窮屈ではないのにズレることもなく、重さもほとんど感じないというフィットの良さが選んだ一番の理由です。

実際に被って乗ってみると、これが実にイイ。
まずとにかく軽い。ヘルメットはもっと重いイメージがあったんですが、ずっと被っていてもほとんど気にならない。被ってるのを忘れるというのは言い過ぎかもしれませんが、まったく違和感なく着け続けられるというのは、長距離を走る際には特に心強いです。

あと、ベンチレーション効果で、ヘルメット内に風が通るのが独特の心地良さ。
デザインはシンプルですが、アンシメトリックなレーシングストライプが派手過ぎず地味過ぎずで、とても気に入ってます。 

 

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オートバイに乗るのは初めて(原付にすら乗ったことがなかった)なので、ヘルメット買うのも初めて。
・・・のはずなんですが、写真に2個写っている通り、実は全く初めてではありません。

バイザーにHONDAの帯が入っているAraiは、もう10年以上も前に買ったヘルメット。
昔、EK9でサーキットを走ってた時に着用していた4輪用のヘルメットです。

いつの間にか10年以上経過していたって感じで、色も変色気味。
こうやって現代のヘルメットGT-Airと並べると、まったく飾り気のないツルンとした形態に時の流れを感じます。
知らないうちに、ずいぶんと古くなってしまったもんだ。 

ちなみにAraiの方は4輪専用のヘルメットなので、開口が2輪より明らかに狭いのがわかるでしょうか。
クルマはバイクに比べて視界か狭くてもあまり問題がない、という理由もありますが、万が一の場合の耐火性能を重視してのことと記憶してます。

 Posted by at 1:20 AM
8月 172014
 

最初のオイル交換とチェーン清掃を行った翌日、早速ショートツーリングへ。
一昨日に奥多摩&野辺山方面に行ったので、今回は北上して赤城山方面へ行き先を設定。
下り線の帰省ラッシュのピークは過ぎたとはいえ、夏休みの混雑を避けて早朝の関越を駒寄PAまで行き、県道4号で南山麓を登ります。

なぜかこの日のduke、振動がいつになく大きい。
元々、単気筒ゆえに振動は小さくないのですが、低中回転域の振動がより激しくなっている感じ。
途中のコンビニの駐車場で、エンジンオイルの量を確認してみると・・・明らかに多い。。

実は今朝出発前に、もう一度オイルの量を確認したところ、かなり少なかったので補充してきたのが良くなかったのか。
オイル量は冷間時に確認するもので、エンジン停止直後はアテにならないのが常識なので、コンビニで見たオイル量を気にすることはないはず。
ただ、明らかに振動が多いことから、クランクがオイルを叩いている可能性は否定できない。でもここではどうすることもできないので、様子見ながら走って、帰ってから対処することに。

赤城山のヒルクライムは、数珠つなぎになってペースは低めだったけれど、準備運動にはなったかな。

2014 08 17 01

大沼で一休みした後、赤城山の裏山麓、県道251号で沼田方面へ。

この道は表に比べて極端に交通量が少なくて、走りが楽しめるイメージ。(その代わり薄暗くて路面も汚れてるけど)
案の定、走っているクルマも皆無で、気分良くライディングを楽しむ。
腰で重心移動。下半身でバイクを操る練習。一筋縄ではいかないけれど、反復練習あるのみ。

国道120号に出たら、金精峠越え。
関東以北の最高峰である日光白根山の至近を通るだけに、峠道で受ける風はかなり冷んやり。

奥日光に抜けて、戦場ヶ原向かいの三本松茶屋で休憩。

ここに来ると、いろは坂よりは奥鬼怒林道!となるのが常で、やはり今回も公徳牧場から奥鬼怒に抜ける林道コースへと入っていくことに決定。
その奥鬼怒林道。全線舗装ながら、林道というだけあって道は狭く、細かいコーナーが連続する。
同じ道を走る場合、エスに比べてdukeは一段高いギヤを使うイメージだけど、ここではエスと同じ2速がいい感じ。3速でもいけなくはないけど、あまり気持ち良くはない。
dukeは低回転域のトルクが薄く、特に3000回転台以下になると反射的にギヤを落としたくなるほどペラッペラ。
単気筒はもう少し粘るもんだと思っていたけど。

また、このコースはコーナーの途中だろうが何だろうが、金属製の蓋付きの側溝が横断している箇所が非常に多く、段差も大きい。
エスでも段差による衝撃に気を使いますが、オートバイだとコーナーの途中にこれがあるといかにも滑りそう。
まぁそういうのひっくるめて、危険予知しながら走るのも大切なスキルなんだろうけどね。

奥鬼怒から県道23号。谷沿いの低中速ワインディング。見通しは林道に比べて一気に良くなるのでペースアップ。
川俣湖からは高速ワインディングが連続し、これまた気持ちがいい。

かつて有料だった霧降高原道路へとスイッチ。
ふと気がついたけれど、これってエスで最初にツーレポ作った際のルートそのもの。懐かしい。

大笹牧場への登りはタイトでファンなコースだけれど、前を行くクルマに引っかかってしまう。
濃霧の大笹牧場で大休止。高速のSA以来の水分補給。ちょっと開けすぎ。この季節、こまめに水分取らないと危険。

ここの駐車場は毎度のことながら大盛況。オートバイもたくさん停まってました。KTMが珍しいのか、他のライダーの視線を浴びまくり。
やや離れたところでコーヒーすすりながらdukeを眺めていると、まじまじと観察していく人多数。まだ国内を走っている個体は少ないだろうからねぇ。(390 dukeのデリバリー開始は、今年の1月頃だった。国内割当台数が決まっているので、既に2014年モデルはsold outしてしまっている)

霧降高原道路は、その名の通りかなりの高確率で霧に覆われてるような。今日もそう。まったく景色なんて拝めず。クルマも多く、せっかくのワインディングだが淡々とは走るしかない。
日光に下りると、案の定、東照宮に向かうクルマで大渋滞中。それに付き合うのは得策ではないので、日光宇都宮道路で清滝までショートカット。国道122号で足尾方面へと向かうことに。

足尾の集落をトコトコと走りながら見学し、大間々へ。
大間々からは平野部で、しかも極端に交通の流れが悪くなって灼熱地獄(笑
ペースの上がらない県道で太田に抜けて、国道407号で熊谷、国道17号で帰宅。特に街中は走ってても熱風。暑さが堪えました。。

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帰ってエンジン冷やしてから確認してみても、やっぱりオイルは多め。
ちょっとした治具を自作してオイルパンから余分な量を抜き取っておきました。
ま、最後の方は過度な振動はあんまり気にならなくなってましたが(笑

それほど距離は伸びないかな?と思ってたけれど、実は1日目より長かった夏休みツーリング第2弾。
集中的なライディング特訓で、多少は一体感が生まれてきたような気がします。 

 Posted by at 11:20 AM
8月 162014
 

2014 08 16 01

レポートは完全に2日遅れとなっておりますが・・・(汗

1日目のツーリングで、慣らしの目安となる1000kmをオーバーした390 duke。
本来であれば、ここで1000kmの初回点検とオイル交換が必要になります。

ところが世の中折りしも夏休み。ディーラーも当然休業中。
それを見越して事前に作業予約しておいたものの、ずっと先の時間枠しか取れていない状況。
それまで全く乗れないというのはさすがにシンドイので、せめて自分でオイル交換だけはしておくことにしました。

クルマのオイル交換は散々やってきましたが、2輪は初めてです。
とはいえ、やることは一緒のハズなので、問題はないと思われ。
オイルパンのドレンボルトからオイル排出、注油口から新オイル注入。それだけのことですから。
しかもバイクの場合は、ジャッキアップして潜り込むとかしなくていい分、断然楽なハズ。

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ところが、早速輸入車の洗礼。
ドレンボルトのサイズが、18とかいうまるで使ったことのないサイズ。
それは自分だけなのかもしれないですが、そんなサイズのレンチ持ってなかったので、急遽アストロに走るハメに。

排出したオイルはドロドロで、わずかに灰色がかってました。ナラシ中に出た金属粉が混じっているのかと。(新車は初めてなので新鮮だ)
突然の交換で、オイルフィルターは持ち合わせがないので、ひとまず無交換。

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それから、これってオートバイ全般なのかKTM独特なのか知らないですが、オイルフィルターの他に「オイルスクリーン」なるものが仕込んであって(しかも2個)、そちらの清掃も必要になります。
フィルターとスクリーンの役割の違いが今ひとつ不明。でも、外したスクリーンには微細なゴミ屑や、シールガスケットの切れ端(さすがインド品質!)とかが絡まってました。これらを取り除いて、パーツクリーナーでキレイにして再利用します。

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オイルは純正指定のを、近所の用品店で買ってきました。MOTOREXの15W-50、部分合成油です。
クルマと比べると恐ろしく硬い数値ですが、オートバイは高回転型なので、このくらいが普通でしょうね。
MOTOREXは聞き慣れないですが、スイスのオイルメーカーです。

必要量は1.6リッター。
オイル自体もそんなに高価ではないので、3000km交換であることを考慮しても、クルマに比べるとやっぱり安上がりです。

dukeで雨の中は走ってませんが、砂埃の多い路面や濡れた路面は走ったので、洗車もしてみました。
バイクは電装品やスイッチ関連もむき出しなので、正直水をかけるのは抵抗があります。
そうは言っても汚い状態のまま放置するのも耐えがたいので、勢い良くずぶ濡れにしないよう気を使いながら洗ってみました。

2014 08 16 05

洗車ついでに忘れちゃいけないのが、バイク独特のメンテナンスである、チェーン清掃。
諸説ありますが、結構な頻度(それこそオイル交換以上)でメンテしなければならない模様。特に雨の日走った後とかは。

単純に注油すればいいというものではないらしく、古い潤滑剤をクリーナーで落としてから、新しい潤滑剤を挿さなきゃイカンようです。
事前に用意しておいたワコーズのクリーナーを吹き付けて、ブラシでちまちまと清掃。その後、同じくワコーズのルブ(チェーン潤滑剤)で注油していきます。

ワコーズのクリーナーとルブが便利なのは、汚れを落とした後に水洗いできるってとこ。ルブには水置換性があるので、サビの心配がありません。
最後に重要なのが、余分な潤滑剤は拭き取るってこと。でないと、走ってる最中に飛び散って、チェーン廻りが悲惨なことになるらしいです。

そんなわけで、結構面倒くさいわけですが、メンテナンスってのはそういうもんですので諦めてヤルわけです。(まぁそれが楽しんですが^ ^;)

という感じでduke君もスッキリ。
こうなったらまた走り出したくなるってもんです。(3日目につづく) 

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 Posted by at 11:55 AM
8月 152014
 

2014 08 15 01

諸事情ありで、今年の夏休みは遠出無し。
なのでその日ごとに天気見て、ショートツーリングでお茶濁ししてみる。; 

既に一昨日の話ではありますが(汗)、朝一番で奥多摩方面に向かい、柳沢峠越えて甲府盆地。
盆地は暑いので(笑)、帰省ラッシュでクルマの多い中央高速(しかしここまで来れば渋滞知らず)でショートカット。
小淵沢ICから八ヶ岳高原道路、野辺山、川上村、南相木、小海、佐久穂と走って、R299十石峠越えで上野村。
R462をぐりぐり走って、本庄児玉ICから帰還しました。

今回しばらく間が空いて、久しぶりのduke。ちょっと間が空いただけでも、乗り方忘れそうです(汗
しかも今回、ちゃんとしたライディングブーツに換えたので、最初は感覚がわからず、また超初心者のヘタッピに戻ってしまった感じ。
まぁこんだけ走れば慣れましたけど;;

それから距離走ると、右手の痺れに悩まされます。
乗ってる時は影響ないんだけど、日常生活に支障が・・・バイクに乗るとままある現象のようです。

390 dukeは単気筒で、しかも400ccクラスなので、かなり振動が大きい部類。
ハンドルの先っぽにバランサー(オモリ)が付いてますが、それでも結構キます。
ただ、手が痺れるのは、上半身に力は入り過ぎってな意見もあるようで・・・(オートバイは下半身で操り、上半身は力入れないってのが鉄則)

まだまだ、基本的な乗り方に改善余地アリってことですね。
練習に励みます。

 Posted by at 1:36 AM
7月 182014
 

2014 07 18 01

特徴的なスペックもさることながら、やっぱり目を引くのはこのデザインです。

2輪車のデザインって、昔っからあまり発展がないようにも見え、それがゆえにプロダクトとして今ひとつピンときませんでした。
でも最近出てきたいくつかのモデルには、ブレイクスルーを感じさせるものがあって、魅力的になってきたなと感じていたところでした。

そんな中で、KTMのdukeシリーズ。
触ったら怪我しそうなキレッキレのシャープな造形と、ビビットなオレンジを大胆にあしらったカラーリング。
オートバイで元気に遊ぼう!っていう世界観(KTMのキャッチフレーズは、READY TO RACEを見事に具現化したデザイン。
KTMのモデルのデザインは、キスカっていうデザイン事務所が担当していて、モデル別に性格は違ってもデザインに一貫性があります。
それによって、見た瞬間これはKTMだなって認知できることから、ブランド戦略上も有効に働いていると思います。 

ま、そういう背景はさておき、単純に一目見てカッコイイ!と思えたっていうのが、コイツを手に入れることになった要因でしょうけど。

 

そんな特徴的な輸入車ってことで、価格的なものが気になるところですが・・・
実はこの390 duke、国産同排気量クラスのマルチシリンダーと比べて、逆にお求めやすい?価格なんです。

輸入車なので、国産に比べると普通は高価というイメージがあり、確かにそういう傾向があったようですが、今の状況を見てると必ずしもそうではないような気もします。
dukeの場合は特に、国産車と逆転現象が起こっている??というような状況。

それはひとえに、スモールdukeが共通フレームをまとっているという成り立ち、更にはインドで生産しているという戦略に要因があります。
国産車だって今や、アジア各国で需要が見込まれる小排気量モデルは、タイやインドの工場で生産するのが常識になりつつありますが、それと同様に、KTMの小排気量モデルはインドの契約工場で生産されているわけです。(一説によると、カワサキNinja250と同じラインとか・・・) 

しかも3種類の排気量モデルを、同一フレームで生産することで部品を共用化し、更なるコストダウンを実現。
かくして、国産車をも凌ぐ価格設定で、一気にKTMを身近な存在に仕立て上げてるってわけ。 
そこにはアジア市場を虎視眈々と狙っている戦略が明らかに見えていて、国産4大メーカーに挑戦状を叩きつけているKTMっていう構図が見えます。

made in India !ってことで、不安じゃないのか(笑)という考え方もありますが、国産小排気量を買っても状況は似たもの。
一時は品質に関していろいろあったようですが、390は日本法人で品質の最終チェックを行っているとのことで、そこは別に気にしてません。
むしろ「何買ったの?」インド製のバイクって感じでネタにしてます(笑

 Posted by at 3:08 AM