2月 142013
 

R style House をデザインする際に念頭に置いていたことの中で、いろんな「居場所」となりうる空間を散りばめるというのがありました。
テレビの前しか居るところがないというのでは、何のために家というプライベート空間を構築したのかわかりません。気分によって居る場所を変えることができ、そのひとつひとつが魅力的であることが、理想の居住空間でした。

居心地のいい空間を、空間構成だけで設けられるのが理想ですが、そんな高等技術は持ち合わせていないので、家具の力を借りることにしました(^ ^)
吟味に吟味を重ね、入居に合わせて購入したソファや椅子が、その役目を担っています。

それらの家具はまたいずれ紹介するとして、先日、ずっと前から憧れていて、ずっと欲しくてたまらなかった家具を遂に手に入れることができたので、こっちを先にご紹介。

2013 02 08 01

LC2

家具の世界では知らぬ人はいない名作中の名作、LC2です。

LC2は、20世紀を代表する建築家の一人で、家具のデザインでも名作を残したル・コルビュジェの代表作。
コルビュジェが1920年代に、建築パートナーだったピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンと共同でデザインしたという、世界的で最も有名な椅子のうちのひとつです。

コルビュジェの建築が、そのまま家具になったようなデザインは、とても80年も90年も前のものに見えず、普遍的な機能美と圧倒的な存在感を放っていると感じます。
その他にもいろいろと思い入れが。(長くなるので省略)

とにかく、デザイン的にも機能的にも、ぜひとも手に入れたかったLC2。
城の玉座はこれしかない!と密かに思っていたのでした(^ ^)

購入したこのLC2は、新品ではない、いわゆるユーズド家具です。
このLC2を生産したカッシーナ(イタリアの家具メーカー)は、家具界のフェラーリみたい(?)なもんで、新品だと到底買えるものではないんで、程度がそこそこ良くて、かつ何とか手が出る範囲の価格のものを根気よく探し続けていたんですが、目黒の某インテリアショップに入荷したのを遂にネットで発見。

それでも十分高価ではあったけど、本物はやっぱりいろんな意味で他とは違うので、思い切って購入した次第。
本物というか、カッシーナはオリジナルに最も近く(コルビュジェ財団のお墨付き)、座り心地が他メーカーのLC2とは雲泥の差があり、かつ比べ物にならないほど高品質であることが、どうせ買うならやっぱりカッシーナと思わせた理由。
どうしても手放さなければならなくなった時にも、価値がいつまでも残る(つまり値が付く) というのも、貧乏臭いですがポイントなわけで。(そんなとこも跳ね馬を思わせる所以)

玉座はとりあえずContinue readingに載せた写真の位置に置いていますが、どの側面から見ても存在感抜群、プロポーションも素材感も美しいので、気分によって置き場所を変えながら楽しんじゃおうなんて企んでいるところです。

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 Posted by at 1:18 AM
2月 132013
 

2013 02 13 01

週末のスノートレッキングの次の日、使った道具類を天日干し。

スノーシューはもう何年も使い続けてますが、プラスチック部品が多いだけに、経年劣化が気になります。
今んとこ、どっかが弱ってるとかいうようなことはないですが。。

ちなみにスノーシューする時のシューズは、いわゆるウィンターシューズとかスノーボード用の靴を使用するのが一般的ですが、僕は夏用の登山靴を使ってます。
雪山とは言え山なので、スノーシューとはいえ登山靴は理にかなっていると言えますが、いかんせん防寒を考えた靴ではないので、足先が冷たい。冷え性とは全く無縁の僕でさえ、靴下二重履きにしないと冷たくてやってられません。

それでも頑に普通の登山靴でスノートレッキングしているのは、ひとえにそのフィット感が手放せないから。
いま使ってるこの登山靴、足にこの上なくフィットして、凄く具合がいいんです。
特にこれといった手入れもせず、使用後はしっかり乾燥させて下駄箱に放り込んでおくだけの扱いですが、ヘタリもせず。
この次、登山靴を買い替えなければならないとしたら、同じモデルが欲しいと思ってるくらいです。

そうそう、雪山歩きに登山靴を使うもうひとつの理由。
それは、夏場に付着して取れない泥汚れが、雪の中を歩くことでキレイになるから。
なんてことも大きな理由だったり(^ -) 

 Posted by at 1:50 AM
2月 112013
 

2013 02 11 01

2月の連休前半を使って、戸隠に行ってきました。

今回のメンバーは、勤務先の所属部の同僚で、某大学山岳部OBが共同所有する山荘を借り切っての訪問。
「合宿」と称しての非公式社外活動ですが、その実態は当然・・(酔
せっかくの雪山なので、個人的にはフィールドを楽しむことも忘れずに(笑

2013 02 11 02

朝、戸隠神社奥社に参拝。
初めて行きましたが、戸隠山に向かって2km程度、一直線の参道なんですね。途中から杉並木になり、神域に向かう荘厳さが漂っていました。

雪はさほど深くなく、踏みしめられていたので、普通に防寒だけしておけば誰でも行けそうです。
運良くポカポカ陽気で、歩いていると暑いくらいでした。

一緒に行ったメンバー(仕事仲間)は、思い思いの冬装備で奥社へ。クロスカントリースキーにスノーシューに。僕はツボ足(笑
(自分のスノーシューを貸したので)

2013 02 11 03

戸隠山です。急峻だなあ。
この絶壁の麓辺りに奥社がありました。すっかり雪に埋もれてましたが。

2013 02 11 04

山荘は、奥社の目の前の別荘地にありました。素晴らしい環境。雪山独特の、耳がツーーンとするほどの静寂に包まれて。
積雪は1.5mくらい。気温は夜にマイナス10℃くらい。もっと寒いのかと思ってましたが。

2013 02 11 05

それぞれ乗り合って集合。申し合わせてもないのに、結果的に赤いクルマの集団になってしまった。
ランドローバーとエクストレイルに対し、相変わらず冬が全く似合わないクルマが真ん中に(笑

東京(練馬)からここまで、渋滞なければ最短3時間てとこです。

2013 02 11 06

スノーシューをやり始めて何年になるだろう?
場数もそれなりにこなして、初体験の友人をガイド(?)するまでになりました。
いや、これってほぼ何の技術もいらないので、フィールドに慣れてる2人には道案内役(と撮影役)をするだけですが。

戸隠高原の平坦なフィールドを縦横無尽に歩き回る。足跡のない雪原や森の中を、自分の好きなように歩き回れること自体がスノーシューの魅力。シンプル過ぎるほどシンプルですが、冬の景色の美しさとその中に身を置く贅沢さに気付くことができたら、楽しいことこの上ないです。思っている以上にいい運動にもなるし(笑

2013 02 11 07

トレッキングは日の高い時間に終えるのが鉄則ですが、フィールドが山荘周辺なので、日没寸前まで楽しむことができました。
この時間帯の森の空気と色彩を味わえることはそうそうありません。

ここ最近、天気がイマイチなことが多いスノートレッキングでしたが、久しぶりに冬の青空を満喫できた外遊びだったなぁ。
満喫でした(^ ^)

2013 02 11 08

 

 Posted by at 12:11 PM
2月 072013
 

2013 02 07 01ここ最近、購読しているカー雑誌があります。その名は「NAVI CARS」。最近発行され始めた隔月発刊の雑誌。

その名から想像がつく通り、今は無きあの「NAVI」 の流れを汲む雑誌かと思われます(ロゴの字体も似ている)が、元祖は購読していなかったので、真偽の程は定かではありません。

この雑誌、何がいいかって言うと、そのコンセプトがツボにハマるから。

「もういちど、クルマと暮らそう。」

これを合言葉に、ゆるやかで背伸びしないクルマ生活をのんびり紹介し続けているところにあります。

クルマに興味を持つ人がどんどん少なくなり、道具として軽自動車ばかりが売れている昨今。
そんな世の中で、趣味的なクルマを持つことによって、生活がちょっぴり豊かになって、小さな幸せを感じることができるんだということを、気負いなく押し付けもせずに表現してるあたりが心地良い。

特にカー雑誌にありがちな新車情報とかインプレッションをトップで紹介せず、クルマのある生活を楽しむ一般オーナーの記事がメインになっているところが実にイイ。

個人的に、一般オーナーのクルマとの付き合い方とか生活を垣間見るのが大好きなので、 そういった意味でもツボにハマっていると言えるんですが、紙面に充満する力の抜け加減もちょうど良く(笑
そんな固意地張らずに、好きなクルマを手元においてもっと生活を楽しもうよ!っていうメッセージが一貫してるのがいいんですよね。

自分もS2000とアルファGTという、おそらくかなりの人に「?」と思われるラインナップを維持しているのも、ひとえにクルマがある生活を楽しみたいからなのだと思います。
クルマは走らせてナンボで、ガンガン走らせる信条ではありますが、走らせていない時もそれはそれでクルマを楽しみたい。
だから、ガレージに格納した愛車のある生活を楽しんだり、好きなクルマだけを所有するための環境を構築してみたりしているわけで。

クルマがあればすべて上手くいくわけでは決してないけれど、共に生活できた方が色んな面でプラスにはたらいていると実感します。

そんな自分と同じようなニオイのする風景が、この雑誌に溢れている。
ちょっと本屋で手にとって眺めてみてください。

 Posted by at 7:52 PM
2月 062013
 

R style House が竣工してまだ1年経っていませんが、先日この4灯のボール球のうちのひとつが、早くも切れてしまいました。。

このいつ切れるか千差万別なところ、フィラメント電球のウィークポイントに他なりません。まぁその辺理解した上で電球を使っているので、まったく驚きませんけど。
電球は蛍光灯やLEDに比べて圧倒的に安価なので、切れたら替えるという行為がまったく苦にならないので、ね。

ただ問題は、第1話で書いた通り、ボール型電球が既に手に入りづらくなっているという事実。
新築当初買ったのはパナソニック製のボール電球でしたが、昨年3月で生産終了。その時に買いだめしておけば良かったんですが、すっかり忘れていて今になって慌てる羽目に。
ホームセンターはじめ店頭では売っていないので、ネットで探すと、多少在庫を見つけることができました。

2013 02 04 02

結果的には、アマゾン(のマーケットプレイスで東急ハンズから)でありったけの在庫を大人買い(笑

R style House では60Wの他に、階段やロフトに40Wも使用しており、これら両方の予備ということで、合わせて18という大人買いを敢行してみました(^ ^;;
パナソニック製はさすがに在庫切れでどこにもなく、今回買ったのは旭光電機というメーカーのものでした。 

2013 02 04 03

パナソニック製(写真右)と比べて、ガラスのホワイトがやや濃い目の旭光電機製(写真左)。

正直聞いたことのないメーカーでしたが、装飾照明を扱っている国産メーカーの模様。なぜこのメーカーが生産し続けられるのかはわかりませんが、ひとまず当分大丈夫なだけストックしたので一安心。

この在庫が切れた時は、仕方なく電球型LED照明に切り替えるしかないんだろうか。
その頃には技術の進歩で、電球同様の光の質を表現できるようになっていてもらいたいもの。
加えて、電球の10〜20倍というとてつもない単価が、いくらかでも抑えられていることを切に願います。

 Posted by at 1:13 AM