10月 132013
 

しばらくエス(と自分)をクーリングしてから、樹海ラインを引き返す。
登りもまったくもってして他車と会わず。完全専有。なんて贅沢。観光地の八幡平、これだけの大規模ワインディングでこんなこと、そうそうあるもんじゃない。

紅葉時期には渋滞するようなワインディングで、贅沢極まりない時間を過ごした。
今回のツーリングは、昨日の鳥海高原とこの日の八幡平で、もう十分成功を収めたようなもの。大満足だった。

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藤七温泉まで登ってきた。
早い人はそろそろ宿を出る頃だろう。入れ違いに温泉に浸かるのもいい。

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どんより曇っていて、今にも降り出しそうな空は、まだギリギリ持ちこたえてくれている。
いつまでもオープンドライブを楽しめる保証はないので、今のうちにできる限り走っておくことにして、藤七温泉を通り過ぎる。
見返峠からアスピーテラインに復帰。秋田県側へと下りていく。

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秋田県側には、しばらく高所特有の景色を楽しめる区間が続く。いつも夏まで雪が残っている区間だ。
クルマが通らないことをいいことに、しばし路上で散策を楽しむ。聞こえるのは風の音だけ。

つづら折れのコーナーをクリアしたら、樹林帯に切り替わる。その切り替わり地点に、蒸ノ湯温泉への分岐がある。
八幡平の大自然を感じながら露天風呂を楽しみたい!のなら、オススメはこの蒸ノ湯温泉「秘湯ふけの湯」。一度宿泊してみたいが、訪れるのはいつも入浴のみ。
露天風呂が点在する窪地を、アスピーテライン上の展望台から見下ろすことができる。眺めてトイレに行っていたら、遂に雨粒が落ち出した。幌を下ろしたエスの中で次のルートを考えていたが、雨足はどんどん強くなっていく。

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早朝からずっと走りを楽しんでいるので、ここらで雨宿りがてら休憩も一興、ということで温泉休憩。東北の秘湯群は、朝から入浴を受け付けてくれるのがいいところ。

当然蒸ノ湯?と思いきや、向かったのはアスピーテラインはさんで反対側にある大深温泉。
湯治専用かと思うほど風情たっぷりな湯小屋は、自分の趣向にピッタリ。
ほぼ10年ぶりに訪れ入浴したが、その風情と湯の花たっぷりの泉質に変わりはなかった。

入浴後も雨足は変わらず。オープンドライブはこれで打ち止めの雰囲気。

時間も進んで、道路にはクルマも多くなり出していたので、アスピーテラインはここまでとすることに。
国道341号に出て、鹿角方面へと向かった。

 Posted by at 9:15 AM