6月 112016
 

2016 06 11 02

前々夜の予告通り、走ってきましたビーナスライン。
2週連続寝坊するわけにはいかないと気合いを入れたら、却って寝られず(笑
予定より1時間も早起きしてしまいました。

6時台にはビーナスラインに入線。垂れ込める霧。
ビーナスラインでは珍しくないので、気にせず走っていくと、やがて視界は開けてきました。

逆にいつもと違ったのは、梅雨入り後だからか、クルマもバイクも少ないこと。
それはそれで走りやすいのでいいわけですが、ちょっと気分上がらないなぁ。

いつもの練習区間は、一部工事による片側通行規制はあったものの、概ねクリアラップ。
年々舗装は傷んできているような気はしますが、それでもこのコースはやっぱり最高です。

中低速のコーナーがテンポよく組み合わされ、長短のストレート区間と高速コーナーも所々に現れる。
こんなにバリエーション豊かで、走って楽しく、腕も磨けるコースはそうそうありません。
自分が反復練習する区間はある一定の区間のみですが、それでもコース長はそこそこ長い。
コースレイアウトを覚えるのにはちょうど良い距離で、しかも飽きることがないという絶妙な長さ。
ここを行ったり来たりするだけで、エスをコントロールする感覚が研ぎ澄まされていくようです。

2016 06 11 01

本日の朝練は、長らくツーリングセットのまま変えてなかったダンパーの減衰設定を、より気持ちの良い領域を探りながら走り込むことをテーマにしました。
最初に試したセットはリアのグリップ感が希薄で、アクセルオン時にリアタイアの面圧が伝わってこない感じ。
放射温度計で計っても、リアタイヤのアウト側だけ使い切れていない状態でした。

減衰を調整してリアの動きを少しだけ多めにしてみると、アウト側のリアにいい感じに荷重がかかります。
それでもリアタイヤのアウト側だけ温度が若干低い状態でしたが、感触的にはイイ。てゆうか、ここ最近では抜群。
最後は結局ドライバーの感覚ですが(笑)、この日の集中特訓の収穫は少なくなかったですね。

セッティングが何となく出たことだし、ガソリンも少なくなってきたので、霧の駅にて大休止。
走り出しの頃とは打って変わって、どんどんクルマとバイクが山を上がってきます。
エリーゼ軍団に混じって、KTM X-bowが2台、そしてマクラーレンも。初めて生で見ました。

この梅雨の最中にビンテージカーのイベントでもあったのでしょうか。
ゼッケンナンバーを付けたポルシェ356やメルセデスSLが、何台も駆け上がっていくのを間近で眺めることができました。
いいですね。歳をとって今のツーリングスタイルが辛くなったら(笑)、ああいうイベントに参加できたらなぁ。
その時もエスに乗ってて、エスで参加するのかな俺。

2016 06 11 03

そんな感じで朝練後の時間を楽しんでいると、ムラサキ色のS2000が駐車場に入ってきました。
ドライバーは、このブログでもお馴染みのSho-zさん。昨年の3月に、西伊豆スカイラインでお会いして以来の再会です。

その間いろいろあって、BMWからS2000に乗り換えられたSho-zさんとエス談義。
AP2をまじまじと見るのは初めてでしたので、いろいろ比較してしまいました。

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【Sho-z AP2

2016 06 11 06

【1059 AP1

ビーナスラインを共に下りた後、麦草峠に向かうことにしました。途中からは後追いで。S2000をS2000で追いかけるのは新鮮です(笑
片や現代的電子制御が付加されたS2000、片や前時代的なスポーツカーのS2000。
モデル期間が長かったS2000ゆえ、似ているようで似ていないAP1とAP2。

でもワインディングを疾走する挙動は、どこをどう見てもS2000のそれであって、前述のような大きな差があるとは思えませんでした。
コーナーの抜け方も加速もブレーキングも、挙動はすべてシンクロする。同じクルマで連れ立って走る楽しみは、まさにそこにあるような気がします。

2016 06 11 04

何だかんだで、最後までお付き合いいただきました。(連れ回しちゃって申し訳ありません)
ソロで走りまくるのもいいですが、こうやって走り好きの同士と引っ張り合うのも楽しいですね。

 Posted by at 8:57 PM