10月 312016
 

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もともと仕事が立て込んでいたところに、10月に入って更に多忙になり、ツーリングベストシーズンを完全に棒に振っている2016年の秋。
11月になったら更にニッチもサッチもいかなくなりそうな予感がしてます(汗
だから余計に、今日という日を楽しみにしていました。かねてから、この日はビーナスラインに行くと決めていたからです。

今年二度目のビーナスラインも、いつもの朝練スタイル。
早朝(というか深夜)東京を出発し、3時間後には現地へ。
途中、プジョー、シトロエン、ルノーをたくさん見ました。仏車のミーティングでも開かれるのでしょう。

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ビーナスライン本線は、半分以上朝霧に覆われていました。
それでも臆することなく踏む、ことはできず。路面温度が低過ぎて、薄氷を踏むが如くの低グリップ。
考えてみれば冬期通行止めとなるシーズンオフ直前。いつも初夏に来ることが多く、ついその感覚で走ってしまいますが、そこは冷静に見極めないとちょっと危ないですね。

加えて今回は、足回りをリフレッシュした後に、初めて本格的に走り回る日でもありました。
ステアリングが異様に軽い。これは4年ぶりに調整したアライメントのせいだと思いますが。。

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サスペンションブッシュを一式交換したことにより、乗り心地と操作感が大きく変わったように感じました。
よくブッシュを交換すると乗り心地が良くなる、といったインプレを聞くことが多いですが、個人的には「良くなった」という表現とはちょっと異なる印象。
不整路面では、凹凸をしっかりと拾います。ただ、その拾い方が「ゴツゴツ」ではなく、「コッコッ」という感じに。

全体的に「スッキリ」とした乗り心地に変化した、というのが一番しっくりくる表現ですね。
雑味のないピュアな味わいとでも言いましょうか。伝わる触感は硬質ながら、不快な振動はほとんどなく、どこか高級感すら漂います。
こういったワインディングではもちろんですが、高速道路や一般道をビューンと流している時が、特に顕著に感じますね。

実は無限フルブッシュへの交換と同時に、リジカラも装着したので、ブッシュの効能なのかリジカラの効能なのかという境界線はわかりません。
新品のブッシュによって足回りの無駄な動きが減り、リジカラによってサブフレームのヨレがなくなったことで、「スッキリ」な乗り心地に変化したのかと。
確かにこのリフレッシュは、くたびれた車体には効果絶大と言えそうです。 

乗り心地だけではなく、操作感でも大きな変化が。
ステアリングがやたら軽くなったのは置いといて、 交換前と同じ減衰セットで走ると、ちょっと足が動きづらい感じ。特にリア。タイヤのグリップに頼る感じになって、思った以上に荷重がかかりません。
路面温度もありましたが、それ抜きにしても、もう少しリアが動いてほしい。

古いブッシュの時は適度にたわんでいたのが、新品になってしかも硬度が上がったことでアソビがなくなって、ダンパーの減衰スピードとマッチしなくなったのかな。
今回はひたすら現状把握に努めたので、今後、要調整ですね。

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さてさて、そんな足回りのインプレッションを兼ねた朝練に、この方にご同行頂きました。
ビーナスラインでご一緒するのは2年ぶりです。

操作感の変化にギクシャクしながら、タイヤのグリップ不足に悩まされて踏めず、さらにコースには、工事、霧、シカ、パ◯カーという満載のトラップ(笑
へっぴり腰な走りを、散々後ろから付き合っていただきました。きっと不完全燃焼だったことでしょう(滝汗

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数セット走って、八方湿原や霧の駅の駐車場で談笑。
混んできた山を下りた後も、南八ヶ岳を一望するカフェで、クルマ談義に花を咲かせました。
スポーツカーでツーリングを趣向する者同士、連れ立ってワインディングを走ることももちろん楽しいですが、尽きないクルマ話がまた楽しい。普段ここまで濃いクルマ話をする機会がないので尚更です。

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長い冬の季節に入る直前の信州ビーナスラインでの休日は、この上ないリフレッシュとなりました。
やっぱりクルマを走らせるっていいなぁ。遠くへ行きたくなってきました(笑

 Posted by at 2:21 AM