4月 182015
 

2015 04 18 01

この週末はとにかく走りたかったので、とことん走るツーリングを策略してました。

天気はこの上なく、どこに行っても楽しめそうだけど、この季節ならどこに行くべきか!?
そうだ、ヤマを見に行こう。
豊かな冠雪の峰々と青空の風景、それを路面の状況を気にすることなく楽しめる時期は今しかない。

そんなこんなで、気合い入りまくりで出かけた本日のツーリング。
言っておきますが、日帰りです。走りっ放しガチンコツーリングもここに極まれり。
気合、体力、情熱。熱い走りに応える相棒。全てが揃って初めて出来る技。

こういう旅ができるいろんな状況に、感謝です。(レポは後日・・・さすがに眠い(笑)

 Posted by at 11:13 PM
4月 152015
 

2015 04 15 01前の週になりますが、コチラもオイル交換しております。

前の交換時(オイルパン破損事件時)から3,000km程しか走ってないですが、GTの場合、オイルは即真っ黒になるし、減りも早い。
気にし過ぎたら、それこそ四六時中オイル交換するハメになってしまいます(汗

でもですね、エンジン回しまくるエスが6,000km以上持つのに、GTはチョイノリが多いとはいえ3,000km交換て納得いかんでしょう。(偏愛)
このタイミングなら、継ぎ足しで済ませるとこ、なんですが、春先だしGWはロングが控えてるし、今回は全交換の大サービスです。

化学合成油で心持ち硬めを入れるようにしてますが、銘柄は特にこだわりなく、近所の用品店で換えるのみ。
この日は開店直後に交換に行きましたが、何かのキャンペーン中で既に2時間待ち。
そんな時間の浪費は許せないので、2軒目に移動したところ、おおよそ1時間待ち。
仕方ない待ってやるかとお願いしたら、作業終了まで結局2時間かかってしまったという・・・

待ち時間超暇。
最近の用品店は、商品棚見てても面白くないです。
昔はチューニングパーツとか、欲しいものがいっぱい並んでたのになぁ。

こんなことなら、GTも最初から浦和のお店で換えたらいいんだと気が付く。
4リッター缶の一般の合成油だったら、値段も変わんないではないか。
うん、今度からそうしよう。

 Posted by at 4:50 PM
4月 122015
 

2015 04 12 01

今朝は、エンジンオイルを交換してきました。
ここ何年か、ずっとMOTUL 300V POWER RACING
安くはないオイルですが、長い目で見た安心料と思えば決して高くはないと思います。
何よりフィーリングが好みだし、それがロングスパンで続くオイルはなかなか無いので。

作業はイーグルショップURAWAにて。
クラッチ交換とか車検とか、通常メンテナンスで継続的にお世話になってます。
近々、冷却系も更新するつもりだったので、パーツの発注もお願いしてきました。

 Posted by at 12:36 PM
4月 092015
 

本格的なツーリングシーズンを前に、シューズとグローブをメンテナンスしました。

S2000はツーリング&ワインディング(朝練)専用車なので、ドライブする際はほぼ必ず専用のシューズとグローブを着用してます。
シューズは言わずもがな。3ペダルを自在に操れることが重要なので、無頓着に選ぶことはできません。
プーマやスパルコ、そしてピロティも履いてきましたが、現在はネグローニ(negroni)一点張り。回り道しましたが、最高の一足に出会うことができました。

2015 04 09 01

negroniと言えばレザーシューズ。スタンダードなスニーカー調のデザインですが、オリジナルレザーに緻密な仕上げで至極上質。
ソールは何層も重ねられているにもかかわらず、操作感を全く損なっていないのが素晴らしい。

特筆すべきは、ドライビングシューズでありながら、「歩く」こともしっかりと考慮されているところ。
ツーリングの先々では、岬の駐車場から展望台まで歩いたり、小粋な街並みを発見してそぞろ歩いてみたりといったシチュエーションがきっとあるはず。
適度なクッションとラバーグリップが秀逸で、むしろ歩くことが楽しく思えるほど。こんなドライビングシューズ、他ではなかなかお目にかかれません。

デザインもまさしく自分好み。
ホワイトレザーをベースに、ネイビーとレッドを差し色としたモデルを愛用中。
ナチュラルのレザークリームを塗り込むと、透き通った白さが戻ります。
すごく気に入ってますが、服装に応じてバリエーションが欲しくなり、ただいま2足目を物色中^_^

2015 04 09 02

グローブは、以前もここで紹介したCACAZANのドライビンググローブ。
サイズもデザインも完全オーダーメイドで制作してもらった逸品です。

negroniに合わせて、トリコロールカラーでまとめています。
極薄のシープレザーによって、ステアリングインフォメーションを確実に読み取ることが可能。それでいて、掌の疲労感を大きく和らげてくれる。
良質のグローブは、使用した人ならわかると思いますが、疲労軽減に大きく寄与します。
特に自分の場合、長時間運転もさることながら、掌に汗をかきやすいのが悩みの種。良質のグローブがあれば、それも解決なのです。

革製なので洗えないと思いきや、革製品専用の洗剤というのがあるらしく、CACAZANでも市販専用洗剤での洗濯を推奨していました。
紹介された通りのやり方で手洗いしてリフレッシュ。汚れが完全に落ちるところまではいかなかったけれど、全体的に白さは戻った感じ。
指先は汚れ易いけれど、デザインを優先したのでこれくらいのメンテはしないとね。

2015 04 09 03

手先足先をトータルコーディネート。
これを基本に、ドライビングファッションを構築中です。

negroni(遂に!マトモな(笑)公式HPがlaunch)
http://negroni.jp

CACAZAN
http://www.caca-zan.net

 Posted by at 11:42 PM
4月 052015
 

金沢で見るべきものとしては、ここまで紹介してきた古い街並みがオススメだし、実際それを目的に訪れる人も多いはず。
正反対に、現代の街や建物も楽しめてしまうのが、金沢の奥深さです。

保守的な古都だった金沢は、少し前まで見るべき現代建築はほとんどありませんでした。
隣県の富山県はそこんとこには熱心で、正統派からアバンギャルドまでいろんなのが揃っているんですが、京都みたいに新しいものを受け入れる土壌のない金沢は、いつまでたっても古いまま。繁華街だけが街の移り変わりを語る、みたいな都市でした。

そんな保守的な空気の中で、突如宇宙船でも降り立ったかのようなインパクトで生まれた建物があります。

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金沢21世紀美術館

その存在感たるや圧倒的で、開館以来、国内有数の知名度と来館者数を誇るハコモノならぬバケモノ施設。
美術館に対する既成概念を打ち破って、金沢の中心部に現れたのが、21世紀美術館です。

正円の平面計画に美術館の機能をとにかく押し込んで成立させた強引さに度肝を抜かれますが、実は建築的に目新しいのはそのくらい。
建物として美しいかと問われても、プロポーションという概念が無いので評価すらできない。
ディテールなんてあってないようなもので、考えることすら放棄しているかのようにも見えてしまう。

じゃあ一体どこが素晴らしいのか。

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21世紀美術館は、いつ行っても常に活気に満ちている。そして、思い思いに芸術を楽しめる雰囲気がある。
老若男女、様々な人がカフェにでも行くような感じで、ちょっと立ち寄ってみたという風情で鑑賞したり、ただ何をすることもなくのんびりと時間を過ごしてたり。

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この美術館とは到底思えない独特の空気に、この美術館の新しさがあります。
計画当初から、地域の中でどう位置付けていくか、どう使われていくのかを徹底的に議論した末に生まれた美術館。
金沢市内の小学生は全員、この美術館で鑑賞授業を受けるようなことも聞いたことがあります。

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また、立地的にも、兼六園と繁華街のちょうど間に位置することで、都市構造の中でハブ的な役割を担っているっていうのも面白い。
正円の形を活かして、あらゆる方向から敷地と建物にアプローチができるので、そこにあるだけで人の流れに変化が生まれる。

都市構造上重要な結節点の役割を担いつつ、地域にグッサリと根差したプログラムがあらかじめ練られた美術館。
ここにこの美術館の今までにない新しさと、大いなる価値があると考えています。

企画展の質とか、維持管理とか、もう少し頑張ってほしい面はありますが、そこで起こっているコトを見るのが楽しくて、幾度となく訪れてしまう場所です。

・・・・・・・

金沢で見てみたい現代建築のトップは押しも押されぬ人気の21世紀美術館ですが、もう一ヶ所オススメの建築があります。
こちらは美術館とは正反対に、静寂の中でゆっくりその空間を楽しむことができる。まだあまり知られていないというのもありますが。

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鈴木大拙館

21世紀美術館から少し南に歩いた所、県立図書館や博物館の裏手の目立たない場所に、鈴木大拙館はあります。
ホントに目立たない所にあり、駐車場もないので、クルマは金沢歌劇座に停めます。そこから数分ほど。
鈴木大拙というこの地に生まれた仏教哲学者の名を冠したこの建物、訪れてみるとかなり不思議な施設です。

というのも、一般的な「◯◯記念館」同様、鈴木大拙という人物の紹介はあるものの、大半は「何もない」空間。
何もない、でも意味ありげな空間に身を置いて、訪問者自ら思索を巡らす。
知り学び考える。そのための空間を意図し、コンセプトとしてデザインされてるんです。

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回廊で繋がる展示空間。その回廊を歩くこともこの建築の楽しみ。

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それとなく配置される、しっとりとした庭園にも癒やされます。

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「水鏡の庭」を眺める回廊は、この建築のハイライト。
周囲の森と建築と空のコントラストに、いつまでも身を委ねてしまう。

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池に浮かぶ立方体の箱の中にも、これといって何もありません。
ただひとつ、頭上に穿たれた丸い穴を除いては。

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ここで何を感じようと、何を考えようと自由。
静寂の中で、ただ時の流れに身を委ねるのも悪くない。
走り続けるだけの日常の中で、立ち止まって考える事で気付くことがあるかもしれません。

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そんな気にさせる「場」を生み出せるのが、建築の面白いところです。
21世紀美術館のように、都市の中で様々な役割を担わせることができるのも建築の魅力ですが、空間によって人の心に作用することができるのも、建築の力のひとつ。
そんな2つの現代建築が揃って味わうことができるのも、金沢の魅力だと思います。

 

(オマケ)

2015 04 05 14

鈴木大拙館から図書館裏までの小径もオススメ。
真夏の写真ですが、暑いけど気持ち良かったです^ ^; 

 Posted by at 3:27 PM