7月 122015
 

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この一週間、海外に飛んでおりました。(コメント返信滞ってゴメンナサイ)

行き先はマレーシア。

クアラルンプールはもちろん、世界遺産の街並みも併せてjalan jalan(マレー語で「ぶらぶら」)してきました。
クルマではないですが、普段着の街並みを肌で感じながら歩く、そんな趣向、コダワリが海外進出している昨今です。

R style的には、ツーリングでない海外旅行は旅行記をレポートするのではなく、彼の地のクルマ事情を報告しているわけで、今回も簡単にお知らせしようかと。。

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まず、マレーシアのクルマ事情の印象としては、いわゆる「アジアっぽい」感じがあんまりない。
どういうことかってゆーと、まず、クルマがキレイです(笑
街中、というか街の外れに行くと、自動車整備工場が林立し、洗車場は大賑わい。
マレーシア人がクルマを大切にしている感じがひしひしと伝わってきます。

クアラルンプールで、現地駐在の学生時代の友人家族と食事を共にしたのですが、彼らが言うには、自動車の値段は日本の約2倍程度の感覚だと。
トヨタのカムリ(海外ではメジャーな中型セダン)で600〜700万円くらい。レクサスは1000万以上で、日本でも高級車入りしたアルファードは何と2000万クラスだとか。
そりゃ大事にしますわな。。

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ところが、そういういわゆる現地では高級車なクルマが、現実的にはガンガン路上を走っているんですね。
これも意外や意外で、現地では高級車な日本車は最もメジャーな部類だし、メルセデスもBMWも東京で目にするくらいかそれ以上に頻繁に見かけます。
その脇をボロボロのサニーやシビックが走り、カブやその類のバイクが大量にすり抜け走り回っている。

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お隣の何処かの国ほどではないでしょうが、富裕層とそうでない層の差がとことん激しい。
先のクアラルンプールの友人が言ってましたが、ここにいると、日本の格差社会の議論なぞちゃんちゃら可笑しいらしいです。
ただ、どんなに格差があろうが、マレーシアの人々は誰もが明るくフレンドリーでした。

多民族社会で、マレー系の他に中華系、インド系が混ざり合い、宗教もイスラム教が国教だけど仏教もキリスト教もヒンズー教も混在していて、それが都市風景に如実に現れたりしていてとっても面白い。
そんな環境だから、お互いの価値観を認め合うのが当然で、そういう土壌ができてるんだと思います。
日本からロクに言葉も話せない奴がフラフラ現れても、なんとか理解してコミュニケーションをとってやろうって一生懸命になってくれる人達が沢山います。

まぁそうは言っても、この時期、ってゆーか多分いつも暑くてジメジメしていて、フツー散歩なんかやる場所じゃないのでオススメはしませんが(笑

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マレーシアは、日本と同じ左側通行の右ハンドル。
都市部でも信号が少ないので度胸は要りますが、譲り合いが定着しているので、よく見てると実のところはあんまり怖くない。
特に高速道路は、車窓の眺めは日本のそれとほとんど変わらず(制限速度は110km/h)、ルートさえわかれば余裕で運転できそうな感じでした。

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目的は街並み散策であり、建築・都市文化を体感することであり、友人家族との再会でしたが、せっかくなのでマレーシアのクルマ風景について、ちょっとだけレポートしたいと思います。

 Posted by at 7:51 PM