7月 152015
 

日々の暮らしの中で、すっかり下駄代わりとなっている「愛人」ことアルファGT。
買い物から帰省時のハイウェイドライブまで、マルチに活躍してくれていますが、何せ愛情は正室のエスに傾けられるため、何かと放置状態。。
愛人っていうより、住み込みのお手伝いさんか?っていうのが実情です。(ただし美人(笑)

それもこれも、自動変速の楽チン機能、下のトルクが多少太めな以外はこれといって特徴のないエンジン、っていうアルファらしからぬフツーっぽさが起因しているのではないかと。
もちろんスタイリングは美しく、daytona blueのボディカラーは、今でも惚れ惚れ見とれてしまうほどカッコいい。
でもそれ以外、特に運転してる時って割とフツーっていうか、外観からイメージするよりグッと薄味なんです。
イタ車、しかもアルファ!って身構えると肩透かしを感じるほどに刺激が少ない。。

せっかくのアルファロメオなんだから、もっと個性的であってほしい。
あ、いや、やたら壊れてメンドクサイのがソソるんだぜ〜みたいな自虐的な心情ではなくて、もっと濃い味で所有感を満たしたい。

・・・だったら、今のままの付き合いで、果たしていいのか?

グズって仕方のないセレスピードはそろそろ限界。
グラマラスなボディに対して、何とも貧素な17インチホイールも。
もっと言えば、薄味なエンジン。アルファらしさってこんなもの!?

GTはいいクルマだ。
ベルトーネ謹製の妖艶なエクステリアデザイン。
さすがイタリア製と思わず唸る、分厚くラグジュアリーなシート。
デザインコンシャスに見えるにもかかわらず、エスにない積載性を補完できるだけのスペース効率。
そのどれもが捨て難い。。 

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結論。

GTはGTのまま、もっとアルファロメオを深く濃密に味わうために、この道を選びました。
行き着く先は幸福か、はたまた荊棘の道か。

2015 07 15 01

I love Alfa Romeo. I love Alfa GT.

3rd stageの幕開けです。

 Posted by at 12:48 AM