10月 162017
 

2017 10 16 01

ツーリング時のドライビングシューズとして、個人的にすっかり定番化したnegroni(ネグローニ)
いろいろと回り道をしましたが、いまはこの国内ブランドのドライビングシューズがマイベスト。
あらゆるシチュエーションで活躍する、素晴らしく優れたコンセプト&デザインのドライビングシューズです。

そのnegroni、ソール張り替えメンテナンスをメーカーに発注したりしていますが、夏も真っ盛りの頃に、今度はフルオリジナルで製作オーダーをかけていました。
オーダーしていたことをすっかり忘れかけていた(笑)今月始めになって完成。手元にやってきたのがコイツです。

negroniは、既存モデルのデザインで、各パーツのカラーリングを自由に選び組み合わせることができるオーダーメイドが可能です。
オーダーメイドっていうと値が張りそうですが、実はエキストラコストは数千円。さすが国内メーカーで自社工場で生産しているだけあって、小回りがききます。
機会があれば、自分好みのデザインでつくりたいなと思っていましたが、そのチャンスがあったのでオーダーした次第。

negroniの中でもベーシックで、個人的にもっとも気に入っているIDEAというモデルをベースに、各パーツのカラーをセレクトしました。
カタログモデルのIDEAは、複数カラーのレザーを組み合わせてあるのがほとんどですが、自分がオーダーしたのは敢えての単色構成。
サイドの「n」のロゴもベース色と同化させて、ごくごくシンプルなデザインにしました。

フルオーダーだとかなり多くの色のレザーが選べ、いろんな色を複数組み合わせてオリジナルを作ってしまうことが多そうですが、これはその真逆。
そのかわり、シルバーという個性的なカラーのレザーをセレクトしました。
結果、ベーシックで種類も多いIDEAの中でも、他にはない個性が感じられる1足になったのではないかと。(ニューバランスみたいだ、という声もありますが(笑)

シルバーはそれほど派手ではなく、落ち着いたグレーに近いので、ちょっとモードっぽいテイストにもマッチしそう。ドライブの楽しみがまた少し増えました。
目下の問題は、雨降りばかりの週末で、コイツを下ろす機会がなかなかないことですね。

 Posted by at 2:30 AM
10月 152017
 

2017 10 15 01

今年の夏に交換したプロペラシャフト、非常に具合がイイです。

それほど致命的なガタつきではなかったので、交換した効果がわかるかどうか微妙だと思ってましたが、激変、とまではいかずも、かなり乗り味が変化しました。
ツーレポの中でも書いていますが、何てゆーか「まったり」した感じ。

こう表現すると、何だかエスの鋭いレスポンスがスポイルされているみたいに聞こえますが、決してそういうことではありません。
まったり=駆動系全体の質感が上がったような感じで、非常に洗練されたフィールになったということ。
ガタガタ、ギクシャク、といった動きが明らかに出づらくなり、ダイレクト感は十分保ちながらも、上質な回転フィールが常に伝わってくる感じです。

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また、運転時に車内に伝わる駆動音にも変化が。

停車時にクラッチを切っていないニュートラルの状態で聞こえていたカラカラ音が、ほとんど聞こえなくなりました。
この音には複合的な要素があって、プロペラシャフトだけでなくクラッチ、ミッションなど、様々な原因があると思いますが、ペラシャだけでも相当の変化が感じられます。
走行時の駆動音も低減されていると思う(これは正直、聞き分けられないですけど)ので、停車時も走行時も全体的に無駄な音が減ったことが、上質感を感じる要因になっているのではないかと。 

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18万km超を走破したことによってガタツキの増えたプロペラシャフトを、AP2純正新品に交換したのが、今回のリフレッシュポイント。
シャフト径に変化はないものの、フランジ部分が強化されたAP2用を流用することで、剛性と耐久性をワンランク上げる方向のリフレッシュです。

さっきから載せている写真は、外した18万km超使用のAP1用プロペラシャフト。
見た目に不具合は一切ありません。しかし装着時のガタツキ幅は、それなりにありました。

一応、お古は持って帰ってきました。
使うアテは今のところまったくありませんが、 いつか新品パーツがなくなってしまった時のために、ガレージの肥やしにしときます(笑
少なくとも、ダブルオフセットジョイント部分をO.H.すれば使えるようになるわけなので、興味本位でチャレンジしてみるのも面白いかもしれません。

 Posted by at 7:53 PM
10月 142017
 

2017 10 14 01

89ersとのツーリングで、輪島に宿泊した翌日。
若者たちは当初より仕事や約束の予定があったため、宿の駐車場にて解散。
特に予定のないヒマな自分は、せっかくなので能登半島を軽く走ってから帰ることに。

こっからは、いつものソロツーリングです。

・・・・・・・

それほど早くない出発だったので、国道249号には地元カーがのんびりと走っている。
こちらものんびりとそれに付き合い、外浦の景色を楽しみながら走っていく。

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千枚田の駐車スペースは、自転車競技のか何かの中継所に仕立てられていて閉鎖中だったので、ひとまず窓岩のポケットパークまで来た。
空はどんよりとしており、停車して休憩していると、ポツポツと大粒の雨が落ちてきた。
急いでルーフをクローズ。ただ、その雨もすぐに止んでしまって、以降は降られることはなかった。

内陸に入って珠洲へと向かうR249に別れを告げ、県道28号にスイッチ。
K28から半島の先端まではワインディング。豪快な地形に挑みかけるようにアクセルを踏み込む。 

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木ノ浦の展望台から、いま登ってきたワインディングロードを見下ろす。
能登半島でのこの手の景色は、輪島より西側の外浦海岸で多く、半島の先端付近はこの辺りに限定される。

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椿茶屋は朝早過ぎて、まだ開店前。
木ノ浦と言えば、「二三味珈琲」という有名な焙煎所がある地区なのだが、そのことをすっかり失念していた。
この後、二三味珈琲直営のカフェにて、リベンジを果たすことになるのだが。

木ノ浦から半島先端の狼煙(のろし)まではすぐ。
狼煙の禄剛崎駐車場は、道の駅になっていた。
売店が既に開店していたので偵察。品揃えが良く、ここで土産を調達することにした。

禄剛埼灯台は何度か来ているので、今回はパスしようかと思ったのだが、何しろ10年ぶりだ。
しかも青空が広がってきたので、行くしかあるまい、と岬へと出発。徒歩で数百m、遊歩道の坂を登っていく。

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禄剛埼灯台、の後ろ姿(笑
この角度からの写真を載せる人は、そうそうおるまい。
朝来ると、いちばん絵になる角度が逆光になるので、敢えての掲載。
それにいつも同じ構図でも、面白くないでしょう?

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淡く軽やかなブルーに染まった空と、深遠な日本海ブルーの対比。地球と宇宙を隔てる真一文字の境界が美しい。

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岬にお決まりの距離表示も、どこかフォトジェニック。

10年ぶりの禄剛崎灯台には、特に何の変化もなかったように思えるが、色鮮やかな景色を眺められたので、わざわざ歩いて来て良かった。
晴れた日に来たのは、もしかしたら初めてのことだったかもしれない。

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駐車場に戻ると、かなりクルマも増えて人の数も多くなってきていたので、そそくさと退散。
K28を、半島先端の地形に沿って周遊。途中、低速コーナーが連続する区間が現れたり、どかーーんと抜けるストレート区間があったりと、結構変化に富んだ道。
七変化のルートを楽しんでいると、いつの間にか珠洲市街。ここで再びR249に合流。

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珠洲市街で、さっき木ノ浦で立ち寄り損ねた「二三味珈琲」の直営カフェに寄った。

能登半島の先端近く、船小屋を利用した小さな焙煎所である二三味珈琲は、最初どこで聞いたのか忘れたが、なぜかずっと記憶に残っていた。
木ノ浦の焙煎所はあくまで「焙煎所」であり、基本的に店頭販売はしていないそうだ。
店頭では、金沢にある雑貨屋「コラボン」で取り扱われていて、金沢に訪れた際に、毎度ここで二三味珈琲の豆を調達している。
また、東山にあるブックカフェ「あうん堂」では、二三味珈琲の豆を使ったコーヒーが頂けるので、立ち寄ることがある。

今回、不覚にも船小屋には立ち寄り損ねたが、直営カフェにてオリジナルの「船小屋ブレンド」を購入することができた。(さすがにここでは店頭購入可能だった)
あわよくばカフェでコーヒーを、と思ったが、超満員。都会から遠く離れた地方の小さな都市で、この混雑具合はやはり只者ではない。

ちなみに二三味珈琲は、映画「さいはてにて」のモデルになった焙煎所である。それで知ったんだったかなぁ?

 

R249を内陸方面に走って、珠洲広域農道へ。

この広域農道、素晴らしくスペシャルなハイスピードコース。
能登半島の背骨部分をこれでもかと削り取って、緩やかにアップダウンを伴う高速コースに仕立て上げられて?いる。
逆方向にこの道+県道57号を使うと、能登空港から珠洲までマジであっという間なので、ある意味、能登高速自動車道の役割を担っているとも!? 

その割に交通量極少、あまりにもスピードレンジが高いので、節度のある走りができる向きにオススメすることにしよう。

珠洲広域農道、県道57号桜峠、県道26号と繋いで、能登空港ICから能越自動車道、穴水からはそのまま、のと里山海道へ。
のと里山海道は、旧能登有料。実はこの道、有料道路時代から一度も走ったことがなく、今回がまったくもって初めて。
信号がないのはいいが、淡々と進む単線の道路ということで退屈そうだったから敬遠していたのだが、今回走ってみて、無料化されていようがそれは変わらないことがわかった。
有料じゃなくなったことで、むしろ交通量が増えて、やたら眠気を誘う道。結構頻繁に追い越し車線が現れるのだけは救いだったが。。

結局、旧能登有料(←北陸人としては、この名称の方がしっくりくるなぁ)は千里浜ICまで走った。
ここで普通なら、千里浜なぎさドライブウェイだぜ! となるところを、脇目も振らず反対方向へ(笑
国道415号と羽咋広域農道を経由して、県道29号へ。

地図とにらめっこしていて、たまたま見つけた良さげな道。砂浜を走るより、やっぱりワインディングロード!
羽咋から高岡に抜ける超マイナーな峠道といった風情で期待したが、果たして期待通り。とっても楽しいワインディングだった。

2017 10 14 10

継ぎ目の多さとざらついた路面に、思わずパンクしたのか!?と思って確認するほどの荒れた感触だったが、それも最初だけ。
基本は里山の集落を繋いでいるような道なのだが、そこそこ気合いの入るコーナーが連続し、それが延々と続くからつい熱中してしまう。

たまに軽トラに追い付いてしまうこともあるけれど、そこは上手くやり過ごしてアクセルオン。
いやいや、こんなところにこんな道があったとは。能登半島の付け根部分は案外空白地帯だから、これはちょっと興味がそそられるなぁ。

そうやっているうちに、いつの間にか高岡へ。
高岡からは、県道57号で小杉。小杉ICから北陸道に一旦乗る。
呉羽PAで休憩後、朝日ICまで走って国道8号。ペースの上がらない富山平野部をショートカットしたわけだ。

R8で親不知。フリーで走れれば、ジェットコースター感満載の素晴らしい道なのだが、あいにくこの時間ではそうはいかない。
隊列組みながら走って、親不知の道の駅へ。
連休中とあって超満員だったが、道の駅の裏手の駐車スペースでは、海の風景を静かに堪能することができた。

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いつの間にかまた雲が広がって、暗くなった日本海。陽もずいぶんと傾いてきた。

R8で糸魚川を過ぎて走っていると、猛烈に眠たくなったきた。
いくら景色が良くても、延々と隊列に付き合わされることで、どうしても眠気が助長されてしまう。
無理に抗せずに、能生の道の駅で小休止。少し目を閉じているだけで、その後がずいぶんと違う。

上越で給油後、国道253号。
ほくほく線に沿って走るほくほく街道は、上越〜六日町を比較的短時間で抜けることができる有用な道。(60〜70kmくらい)
既に陽は落ちて、急激に周囲は暗くなっていったが、オープン状態のまま豪雪地帯の山道を疾走。
前走車がいなくなったところで、ワインディングを思いっ切り楽しむ時間もあったが、帰宅を急ぐクルマたちに阻まれて距離を稼ぐ時間が多かったのは仕方がない。

六日町ICから関越道へ。
連休中日だったし、この時間からなら、いつもの渋滞区間はさほど問題にはならないだろうという予測は大いに外れた。
本庄児玉ICの先で渋滞30km、その手前、渋川伊香保IC付近では事故渋滞と来ている。

ただ時間的には、しばらく待てば解消に向かうはずなので、塩沢石打SAで夕飯を食べたりしながら、1時間ほど時間を潰した。
満を持して出発。渋滞はまだ残っているようだったが、それほど酷いことにはならないだろう。
それより、開け放ったままのルーフから注ぐ秋の風が、たまらなく心地良い。

この時期、夜のオープンドライブは本当に最高だ。
程よく響くエキゾーストノートと、ビートの効いたエンジンサウンド、まったりとしながらもダイレクト感あふれる駆動系の感触が全てが高次元にバランスされて、官能的とも言えるドライブフィールに酔い痴れる。
それは決してワインディングだけでのことではなく、こうして高速を流しているだけでも感じられるところが、R style S2000 の真骨頂といえるかもしれない。

渋川伊香保IC手前の、関東平野に降り立つ下り坂で渋滞開始。駒寄PAを過ぎる辺りまで続いたが、それほど大変なものではなかった。
また、本庄児玉IC以降の渋滞も、通過する頃にはかなり短縮されていて、ほとんど気にならない程度の距離で済んだのは幸いだった。

・・・・・・・

そんな感じで、10年ぶりの能登半島ツーリングは終了。
1日目はマスツーリング(って言っても3台だけだけど)、2日目はソロツーリングという、いつもとは違った形態だったが、秋のツーリングの面白さをギュッと凝縮した内容に大満足。

ツーリングベストシーズンである今現在、時間が許す限り走りに出かけたい。
天気予報とにらめっこする毎日が、しばらく続きそうである。 

 Posted by at 5:55 PM
10月 092017
 

さて、仕様云々を並べるより、まずはファーストインプレッションから。
ぱっと見て、ぽんっと乗って、感じたことを素直に書いてみます。 

2017 10 09 01

【外観】
とても小さいです。こんなに小さかったのか!と驚くくらい小さいです。
旧規格の軽自動車で、しかも2シーター。もはや絶対に市場に出てこないサイズ感。S660がデカく見えます(笑

一説でピニンファリーナデザインと言われた(今も非公式)エクステリアは、現在の目で見ても非常に格好良いと思います。
正確に言えば、カッコイイとカワイイのちょうど中間くらい。サイズ感とクルマの性格からして、実に絶妙な落としどころのデザイン。
ピニンでも誰でもいいですが、ビートのエクステリアをデザインした人は素晴らしい!と思ってます。

フロントは 純正フォグ付きバンパー、リアは純正オプションのスポイラーが付いてます。
サイドスカートは無限製。リアビューを主張するのは、フジツボの4本出しマフラー!!
実にいいバランスです。個人的にはこれらの組み合わせがベストだったので、大満足です。

唯一欠点なのは、純正ボディカラーのカーニバルイエローが、経年劣化でパネルごとの色合いがまちまちなこと。
特にバンパーの退色が激しい。これをどうするかは、自分に課せられた課題だと思って、後々対処したいなと思ってます。

 

2017 10 09 02

【内装】
純正のゼブラ柄シートはジャージ素材で、非常に破れやすいことで有名。ただこの個体は、非常に良い状態を保っていました。
今回自分の手元にやってきた時も装着されていた、お手製?シートカバーのおかげかと。前々オーナーが装着していたようですが、日焼けやほつれが激しかったので、外してしまいました。
その代償として、デリケートに扱わないといけません。

また、手に入れて初めて知ったんですが、運転席より助手席が狭く(オフセットしている)、しかも助手席にリクライニング機能が付いていない。
完全にドライバーオリエンテッドです。助手席に人を乗せる気が全くしない(笑
そういった意味でも、バイクの延長線上にあるようなクルマです。

 

【エンジン】(エンジンは対面するのも面倒な構造で、まだ写真撮っておらず省略です)
エンジン始動した瞬間、背後から音が響くことに地味に感動。ミッドシップ万歳。
ビートが加わったことで、R style ガレージには、FF、FR、MRと、各種駆動形式のクルマが揃うことになりました。 
しかも、全車マニュアル・トランスミッション。変態にも程がある(苦笑

話を戻します。
エンジン始動で感動も束の間、すぐに現実に引き戻されます。
背後から聞こえてくる機械音は、まさに軽自動車のエンジンそのもの。正直音だけは、軽トラとあんまり変わりありません(爆

それもそのはず、ビートの直列3気筒SOHCエンジン「E07A」は、アクティのエンジンがベース。エンジンかけりゃ、ホンダの軽トラ・軽バンと大差ないのも当然といえば当然。 
ちなみに、同時代の軽乗用車であるトゥディのエンジンでもあり、発売当時実家にあったファニーなエメラルドグリーンのトゥディを思い出して、余計に愕然とします(笑

しかし!いったんアクセルを踏み込めば、そこは伝説の軽カー、ビート!
ブリリリリイイイイーーーーん!ってな具合に一気に回転が上昇し、小さなエンジンが死に物狂いで頑張ってる感が満載です。 
軽トラのエンジンがベースではありますが、そこに独立3連スロットル(純正で!!)、燃料噴射制御マップ切替方式の吸気システム「MTREC」を追加して、自然吸気ながら自主規制枠いっぱいの64psを発生。
軽自動車でNAで64psは、ビートのエンジン以外で聞いたことがありません。ここに自分は、ホンダの技術屋としての意地を感じるわけです。あの頃のホンダ車が面白いと思える、象徴的なエンジンなわけですね。

その動力性能はと言うと・・・これはまた次の機会に。

 

2017 10 09 03

【操作系】
コックピットは超狭い(笑)んですが、不思議と窮屈ではないんです。(S2000で慣れてるからかもしれないですが)
シートは一番後ろ近くに引いて、ちょうどいいくらい。自分の身長でこれなので、高身長の方はベスポジ難しそう。

そのかわりステアリングが遠くなるので、ボススペーサーで手前に出してあります。
これは前オーナー氏が装着してたのですが、実に自然なポジションで、自分にとっても非常にドライビングしやすいです。

狭い車内のくせに、シフトレバーも実にいいポジショニング。
しかも、MRの特性を活かして素晴らしくショートでクイックな操作を提供してくれます。
現状、硬めのミッションオイルが入っているようで、フィーリング的には若干スポイルされているみたいですが、純正かそれ同等のオイルに変えれば、一層いい感じになりそう。
個人的には、S2000のミッションの方がフィーリングは良いと思いますが、軽カーでこの操作性は驚くべきものがあります。

また、足元は狭いものの、その恩恵か、ヒールアンドトゥが非常にやりやすい。
3連スロットルでレスポンス抜群のエンジンと相まって、素晴らしいドライビング・プレジャーです。
はっきり言って、ここだけはタイプR以上かも。ひたすら自分に合わせ込んだエスには敵わないけど(笑)、この操作性はMRの駆動方式による旋回フィーリングと相まって、歴代ホンダ車の中でも一、二を争うんじゃないかとさえ思います。(そう考えると、MTのNSXなんてとんでもなくイイんじゃないかと思う次第)

これらがビートをファンに感じさせる一番の要因かもしれません。
どんなに格好良いクルマでも、ドライビングポジションが決まって、自分の感覚に操作がマッチしないと楽しくないですからね。

 Posted by at 5:47 PM
10月 092017
 

2017 10 08 01

ビートレポの途中ですが、ツーレポです。
ビートが加入してもS2000がトップガンであることに変わりはなく、ここぞという旅のお供はエスでなければなりません。

この週末、最初の2日間を利用してツーリングを敢行。
いつものソロではありません。夏にもありましたが、再び89ersからの招集を受けて、今回は1泊付きのロングに参加してきました。

集合は土曜の早朝、諏訪湖SA。
低気圧通過の影響で、深夜の出発から大雨でしたが、そのせいか環八も中央道も連休初日というのに交通量激少で、至極スムーズに集合場所に到着。
今回参加となった、AP2のSho-zさんと、NBロードスターの眼飴さんも、約束の時間をかなり前倒ししての到着でした。

ひとしきり近況(クルマの仕様変更など)を確認しあってから、隊列を組んで出発。
今回のルートは、多忙なご両人に代わって自分が提案、ついでに宿の手配もさせていただいたので、タイムスケジュールはバッチリ頭の中に入っています(笑

中央道伊那ICで降りて、権兵衛トンネルで木曽。
木曽から国道361号で開田高原、高根を経て、飛騨農園街道(広域農道)を走って高山。
高山からは国道158号。庄川から国道156号に乗り換えて富山県の平まで走り、国道306号で福光。
福光ICから高岡北ICまで、高速でショートカット。氷見スーパー農道を走って氷見市街を迂回し、国道160号で富山湾を眺めながら七尾。
能登島経由で国道249号、穴水から県道1号で輪島、宿泊。1日目は、そんな感じのルートでした。

走行中の詳しいレポートはSho-zさんが書くと思うので、当ブログでは概要のみとさせていただきます(笑

2017 10 08 02

R361開田高原での一コマ。紅葉は始まりかけでした。

高根の道の駅まではこの隊列で走りました。
ウェット路面でも果敢に攻めるSho-zさん@AP2。電子制御のないAP1は、タイトコーナーでラフになるとお尻が出るのに対し、AP2は終始安定しています。
前回から足回りが変わっていることもあり、路面のギャップに対する追従性も、見違えるほど良くなっていました。

2017 10 08 03

飛騨農園街道では、そんなに標高が高くないにもかかわらず、雲海の景色が拝めました。

2017 10 08 04

ここでも、即席クルマ談義。誰かが切らないと、延々と続いてしまいます(笑
農園街道は以前、春先に走って雪解け後の路面状態に閉口しましたが、この季節はさすがに普通に走れました。(汚れてはいたけれど)
何より、1台もクルマが通らない。道端にクルマを停めて30分くらい喋ってても、本当に1台も通りません。

当然ながらアタックタイムとなり、存分に荷重移動とライン取りを練習させていただきました。

2017 10 08 05

間をすっ飛ばして、能登半島で初日ゴール間近の一コマ。
1日で600km以上走ってますが、決して音を上げないメンバーは流石です。
普段、距離がおかしいと人にはよく言われますが、、同士たちと走っていると、これが当たり前で当然で、不思議と思うことがないのが不思議です(笑

2017 10 08 06

ビーナスライン走った後、変化したこととしては、プロペラシャフトを交換したことくらい。
これだけでも、7月とは大変な違いがあります。
ワインディングを元気に走って気持ち良く、まったり流しても最高に心地良い。
これだけ走行距離を重ねていても、まだまだ発展途上にあるんだな、と再認識した次第。

2017 10 08 07

2017 10 08 08

コックピットの写真を、今回もしつこく撮影(笑
人のコックピットの様子を見て撮るのが好きなんですよね。
運転席廻りは、その人のクルマ生活を見通すことができるような気がしていて、とても興味深い部位なのです。

2017 10 08 09

Black Devil号のツーリング中は、いつもこんな感じ。
Less is moreがコンセプトのコックピット。全てはドライビングに集中するため。
目に入る光景はシンプルに、ツーリング中も生活感が出ないように、というのがポリシーです。

しかし、シートの座面に尻の形が型押しされているように残っているのはどうかと(笑笑

前回しっかりと距離を走ることができなかった分、今回ガッツリ走れて大満足。
この後、輪島のビジネスホテルに投宿後、反省会に突入していくわけですが、、これもSho-zさんのレポに任せます。
1059流・地方都市の夜の楽しみ方を強要させてしまい、失礼しました(笑汗

今回参加できなかったメンバーの方のリベンジ含めて、また近々企画できればと思います。 

 Posted by at 12:52 AM