5月 202017
 

2017 05 20 01

本日は朝からいつもの浦和のお店にて、タイヤ交換をしてきました。

昨年の3月に交換してから19,000km。
とっくに美味しい時期は終わっていましたが、どうせ四国は酷道のオンパレードなので、そこは古いタイヤで引っ張って(笑)、心置きなく交換と相成りました。

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新調したタイヤは、これまで履いてたのと同じく「GOODYEAR EAGLE RS SPORT S-SPEC
前回おそらく3セット目という記述をしているので、これが4セット目、らしいです。
タイヤは毎年のようにどっかのタイミングで交換になるので、よくわかんなくなってきました(笑 

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同じモデルなので特筆すべきことは特にないのですが、そこを敢えて2点ほど。

・ 2017年モデルから新コンパウンドに
昨年も「S-SPEC」となり仕様変更がありましたが、今回は特にグレード名称に変更なく、コンパウンドが変更になっているとのことです。
製造元の住友ゴムで、一緒に生産しているモデルの関係かと思います。

・2017年6月から値上げ予定
国内・海外メーカー問わず、来月から一斉値上げとなる模様。(ヨコハマのみ既に値上げ済み)
グッドイヤーも値上げとなり、おおよそ6%高くなるようです。
別に値上げ前を狙って交換したわけでなく、たまたま交換時期がここに来ただけですが、何かラッキー。

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いつもながらに丁寧・迅速な作業は、専門店ならではですね。
今日は他に作業中のS2000がいたにも関わらず、メカニックの方総出で交換作業していただきました。(別にプレッシャーを掛けていたわけではない(笑)
ついでに、ステアリングラック不具合の再確認も。いつもありがとうございます。

交換後のフィーリングは言わずもがな。 新品タイヤはやっぱいいですね。しっとりとした乗り心地に、トロケてしまいそう。何度体感しても、毎回トロケます(笑
世の中にはもしかすると、一度もタイヤ交換せずに次のクルマに乗り換えてしまう人がいるのかもしれませんが、一度このフィーリング味わってしまうと、性能低下を感じた時点で交換したくなるはずです。
クルマが生き返ったかのように感じるほど、新品タイヤへの交換は、ドライブフィールに大きく影響するのでね。

 

さて、タイヤも新しくなったことだし、恒例の「定点観測」です。
幸いここのところの天候は概ね良好なので、機会を逃さずに走りに行きたいですね。

 Posted by at 2:59 PM
5月 172017
 

2017 05 16 01

【旧東祖谷山村 落合】

奥祖谷二重かずら橋でたっぷりと楽しんだ後、再びエスでR439。
R439のルート中でもっとも高い峠である見ノ越を越えて、まずは一安心、というのが正直な気持ちではあるけれど、先はまだまだ長いのだ。

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谷筋の細い道を徐々に下っていく。
いつまでたってもこんな光景なのだと思っていたが、時折ぱっと視界がひらけて2車線になったり、集落の中の狭路を進んだり、割と忙しい。

途中、落合峠という看板を見つけて、その方面へ少し寄り道をしてみる。
四国特有の景色といえば、急斜面に張り付いた集落だが、この峠の手前にある落合集落も、そのうちのひとつだ。

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峠へと至る途中の道。(寄り道してるので、R439ではない)
R439から更に奥地へと枝分かれして、山の奥へ奥へと進んでいるはずなのに、まだまだ集落が現れる。

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振り返れば、斜面に張り付いた民家と、それらを結ぶつづら折れの道。
少しの平地も無駄にしない様相で、農地が点在している光景。まさにこれこそが、四国の原風景であり、この土地ならではの景観なのだ。

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生活インフラひとつ整備するだけでも大変だろうに。

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ひとしきり落合の集落を散策した後、R439に戻る。
この辺は整備されたトンネルがあったり、ちょっとだけ快走区間が続く。
県道32号の分岐があり、西祖谷とつながっているからかと思われる。

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その分岐を過ぎると、R439はまた「らしさ」を取り戻す。
最初のうちは、それまでの民家集落の中を行く様相を引き摺っていたのだが、徐々にこの道が奥深い山に吸い込まれていくのを身をもって感じることになる。

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道端の樹木や枝にくくりつけてあるピンクの帯。
登山道によくある道標代わりの目印だが、ここは国道である。

ガードレールも路側帯も一応はあるけれど、路面は荒れていく一方。

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と思ってたら、路面が陥没してるじゃないか!
しかも1ヶ所や2ヶ所どころではない。舗装がボロボロに剥げまくって、泥水が溜まっている。そのため、どれだけ深さがあるのか判別ができない。 
こちとら低偏平タイヤを履いたS2000である。ヘタに突っ込んで、ホイールにダメージを受けるなんてことになったらシャレにならない。

できるだけ車輪を落とさないようにラインを選んで走っていたが、遂にはどうやっても避け切れない陥没ポイントが現れる始末。
仕方がないので、超微低速でおそるおそるタイヤを落としながら前に進む。
低床車で走るにはリスキー過ぎる路面状況。

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路面がボッコボコなポイントは限られてはいたが、その後も狭路悪路のオンパレード。もはやガードレールすらもない。

それでも劣悪な路面を蹴散らして登って行けるのは、前走車どころか対向車すら全く現れないからだ。
GW真っ只中。日本一の酷道は、日本一人やクルマの気配を感じない国道でもあった。

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京柱峠

そんな道で黙々とエスを走らせていると、突如として峠に着いてしまった。
何もドラマチックな展開がなく、あっさり着いてしまった感があり、ちょっと拍子抜けしてしまったが、、ここが阿波の国と土佐の国を分け隔てる京柱峠である。

ウワサ通りの素晴らしい展望だ。クルマを降りて、その景色を目に焼き付ける価値は十二分にある。

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県境の峠だけに、双方の国の展望景色が楽しめる。
看板裏は土佐の国、高知県の眺め。

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その反対側には阿波の国、徳島県側の眺めである。違いは特にないけど(笑

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峠には小さな茶屋が建っている。
知る人ぞ知る「京柱茶屋」。クルマの往来が極めて少ない国道峠にて、ひっそりと営業している。
今日もしっかりと「営業中」だ。迷わず店内にGO! 

中には老人が一人、小さなテレビの前に座っていた。その仕草からも、かなりのご高齢と見える。
「うどん?」と聞かれたので、「うどん」と答えた。注文完了。

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店内は旅人の寄せ書きがぎっしり。北海道の観光地みたい。
場所が場所だけに、好き者しか通らないらしく、ほとんどがツーリング連中の寄せ書きだ。
古いものから新しいものまで。食堂としては忙しないけど、こういうのに囲まれるのも、旅情としては悪くはない。

老人店主が音もなく調理するうどんは、思いのほか早く出来上がってきた。
足があまり良くないようなので、配膳は自ら買って出る。 

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しし肉うどん、800円也。西日本独特の、薄い出汁が嬉しい。
しかし何と言っても、特徴はしし肉である。これが絶妙にいい味を出している、ように感じる。

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なかなか800円とはいい値段だが、この場所、この景色で食べられることを考えると、法外な値段ではない。
第一、こんな場所に雨の日も風の日も、一人通って営業していることだけで凄まじいのだから。

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R439の京柱峠は、ずいぶんと前から一度訪れてみたいと思っていた峠だった。
特徴的なネーミングは、弘法大師がその険しさから、京にも上るようと例えたかそうでないかとかで、その名前が記憶に張り付いて離れなかったのだ。

しかし相手は何しろR439。しかもこの「酷道」の代表的峠である。
その峠道を登って越えてとなると、相当の気合が必要な気がしていた。

実際、徳島県側は紹介した通り、路面が荒れまくっており、慎重にクリアしないとクルマを痛めつけてしまいそうなシチュエーションがある。
そしてここから下る高知県側は、路面こそ荒れてはいないが、極狭路が続く。
特に途中で集落を抜ける区間は、民家の軒先をかすめ、塀にボディを擦りそうなくらいに狭い道をいくつも抜けていかなければならない。

高知県側の国道32号から奥祖谷方面には、県道45号&32号で迂回できることから、険しい京柱峠を越える実利的な意味はほとんどない。
越えたいから越える、自らの足跡を残す、という明快な意思がないと通ることすら思い浮かばない道だ。
それなりの忍耐と集中力は必要だが、峠からの景色としし肉うどんを求めて越えるのも、悪くはない選択だと言っておこう。

 Posted by at 1:19 AM
5月 142017
 

2017 05 14 39

翌朝は前日の節制?が実り、予定通り6時にスタート。
ホテルの提携駐車場を出てすぐの、元町交差点でステーティンググリッドに立つ。

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正面の青看にある通り、国道438号と国道192号がここから分岐しているように見えるが、実際のR438の起点はこのもう少し東側の徳島本町交差点だ。
徳島本町交差点から元町交差点までの数百メートルは、昨日走っているから良しとして。。

何を拘っているかというと、本日のお題が「国道439号」だからだ。
徳島市起点のR439は、四国の中枢部を横断しながら、終点の高知県四万十市まで続く。
総延長約350kmという四国でも有数の長さを誇る国道である以上に、いわゆる「酷道」の代表格として名高いルートだ。

本日はこのR439を、1日をタイムリミットに走り切ってしまおうという、チャレンジングなテーマを掲げたのだ。
何しろ相手は、日本有数の「酷道」である。そんじょそこらの350kmを走るのとはワケが違う。
しかもマシンは完全オンロード向け戦闘機(笑)、S2000。果たして完走は可能なのか・・・

R192から分岐するR438をそろりと出発。R439は当面の間、R438と重複する。
重複区間の国道番号は通常、若い番号しか表示されることがないので、しばらく439の数字を目にすることはない。

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徳島市街はあっという間に抜けてしまい、いきなりとても寂しい道になってしまう。
川沿いの農村を見ながら進んでいくと、佐那河内村という聞いたことのないレア物の村内に進入。
走り出してまだ30分なのに、早くもこんな道。先が思いやられる、じゃなくて楽しみになる(笑

ただ、佐那河内村から隣の神山町の中心部付近に至るまでは、予想に反して概ね快走区間だった。
どんよりとした空に気分は晴れないが、エスのエンジンは軽やかに回り、気持ちのよい排気音がコックピットを包んでいる。

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神山でコンビニ休憩。たぶんこれが最後のコンビニになるのでは、という予想から早めのピットイン。
予想は的中で、この先でコンビニを見た記憶は残っていない。いよいよ深層部に入っていく。。。

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R439は四国を横にぶった切るルートであるため、結構いろんな国道と交差し、会っては別れを繰り返す。
最初に出会うのは国道193号。高松から徳島南端部までを縦走する国道だが、その大半がR439と同様の狭路。
一瞬の重複を経てまた別れるわけだが・・・

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その交差点の寂しいこと・・・てかこれ、国道同士の交差点か?
R439(表示はまだR438)は完全に脇道である。表示がなかったら絶対に入り込まない様相だ。
ここからそこそこの狭路を登っていく。初の明確な峠越えである。

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途中の写真がことごとく手ブレしてたので、いきなり峠のトンネル。
トンネル名称の通り、川井峠だ。

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トンネルを抜けると、いきなり景色が変わる。高所感バリバリの景色が展開する。
もっと驚いたのは、こんな通るクルマも皆無な峠道の頂上に、「中華そば」の幟の立った食堂があったことだ。(荒川食堂、というらしい)
四国にはよくある風景で、尾根筋や山の斜面にも、平気で人が住んでいる。
何かの本で知ったところによると、元々尾根筋に道があった名残り、ということらしいが・・・

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更にもうひとつ、四国ならではの風景。国道の路面に描かれている、距離数字ペイント。
全部に描かれているというわけではないが、結構よく見かける。
災害時などに、上空から特定の地点を把握しやすくするため、というのを聞いたことがある。

峠を一気に下って谷間に出ると木島平。ここで国道492号と離合する。
ここからちょっとだけ2車線の快走路が続いたが、すぐにまた峠道が始まった。

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今度の「見ノ越」峠は長い。ウネウネのたうつ山道に沿って、ステアリングを右へ左へと切りまくる。
見ノ越まで◯kmという表示看板がご丁寧に逐一現れるが、一向に数が減っていかない。

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何とかかんとか高度を上げてくると、今度は断崖絶壁の狭路である。
それだけだったらまだいい。路面が悪過ぎ。デコボコな上に落石がゴロゴロ。
ある所では、エスでは到底跨ぐことのできない大きな石が道路に落下しており、わざわざ降りてどかさなければならないような状況も。。
いよいよ、R439が牙を剥くのか。

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目の前に広がる空が大きくなり、眼下の谷間がまったく見えないほど高度を上げ切ったところで、突如として現れるトンネル。
何気なく潜ると・・・そこには目を疑う風景が・・・

ここで不覚。トンネルの向こうに現れた風景にあんまりに唖然として、写真を撮り忘れることに。。。

何が目の前に現れたかというと、連なる土産物店、大勢の人、クルマ。駐車場(なんと立体駐車場まである)に誘導する誘導員の人々・・・
こんな山奥、峠の頂上に、いきなり観光地らしき風景が現れたのである。さっきの峠の食堂なんて可愛いもの。それまでのハードな道のりを考えたら、全く理解できない光景だ。
言うなれば、「千と千尋の神隠し」のオープニングで、迷い込んだ先に出会う風景。体感的にはあんな感じである(笑

詳しく知らなかっただけなのだが、ここ見ノ越は、四国第二の高峰「剣山」への最短路の登山口なのだった。
連休初日のこの日、しかも午前という時間帯。百名山のひとつでもある山の登山口に人が集まるのは、ちっとも不思議なことではない。

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その見ノ越で、遂にR438との重複区間から外れる。
頂上の峠から分岐して、いよいよ(ようやく)R439単独区間。
ちなみに別れたR438は、この後吉野川に下りて、坂出まで至るという謎のルーティングを誇る迷道だ。

見ノ越の下りは、比較的平和だった。
見ノ越登山口には、ほとんどR438の北側(貞光側)から来るクルマがほとんどだろうが、多少はこちらのルートを通って来るクルマもいるということだろうか。整備度合いも、東側とはエラい違いである。

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剣山を水源とする祖谷川沿いに下っていくR439。途中で、奥祖谷かずら橋の表示があったので、立ち寄ってみた。
祖谷渓近くの西祖谷かずら橋とは別物。あれのもっともっと奥地に潜む、二重かずら橋である。

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と、こう書いてあるので、ずんずん谷間に下りていく。
山深い四国、こういうシチュエーションもあろうかと、トランクにはライトトレッキングシューズを忍ばせている。(そんな悪い道じゃなかったけど)

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二重なので、橋は2本あるんだぜい。
ん?野猿とは、はて?

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見えてきた。まずは男橋。

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まーこんな感じである。
強固な鋼製ワイヤーが仕込んであるのが見えるので、強度的に不安はないというのが、見る人が見ればわかる。
ただ、荷重がかかると揺れる、メキメキ鳴る、足元がスカスカなので、高所が苦手という人には向かないだろう。

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自分は、職業柄?この程度なら案外ヘーキである。
子供の頃は、公園のアスレチックすらできないほどダメだったんだけどなぁ。

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下流側の渓谷が美しい。祖谷ブルー!?
真夏なら泳いでもいい感じ。

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男橋に対して、上流側にある女橋は低い位置にある。
男橋の高さがダメな人は、こちらが吉。 

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ところで、最初の案内板にあった「野猿」って何?(猿のいる公園のことか?)って感じだったが、こういったものだった。

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両岸に渡されたワイヤーに取り付く簡素な箱。ここに乗って自力で対岸に渡る、いわば人力ロープウェイである。
乗車定員3名とあるが、バランスも考えたら実質2名ではないかと思われる。

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ここまで来たら、なので乗ってみたが、なかなかに面白いアトラクションだ。
ロープを引っ張る腕力は思ったより必要なかったが、重力で真ん中まで勝手に動いていってしまうため、途中で疲れたとなったら引き返すことができなくなる。
ま、そんな人あんまりいないだろうけど。

岩手の一関辺りに、客席までこれに団子が乗って運ばれてくる茶屋があったが、人が乗れる(しかも乗り放題)本格的「野猿」(←一般名称らしい)があるとは知らなかった。

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こんな景色も間近に見られる奥祖谷の二重かずら橋、R439走破中ながら、なかなかに楽しんでしまった。

 

(長くなってきたので、R439の続きは次回)

 Posted by at 6:21 PM
5月 142017
 

2017 05 14 10

【県道76号(兵庫県) 淡路島南岸の道】

四国四都ツーリング、レポすると言いながらまったく時間が取れず(いつものことだが)、一週間後の遅スタートです。。

出発は連休中日の平日だったので、渋滞の心配はせずやや遅めのスタート。
東京ICから東名に入っても、特別連休的な混み方ではなく、ごく一般的な休日早朝程度の車列だ。

2017 05 14 01

御殿場JCTから新東名に行かず、東名で西を目指す。
エスに乗っていると、力の有り余っている(?)往路は何となく東名、ってのはいつもの通り。
富士川SAで最初のピットイン。ちょうどスタバの開店時間で、一番乗りでコーヒーを買う。(←これを狙って出発時間を決めたようなもんだが)

東名は終始スムーズ。三ヶ日JCT以降も新東名が延長開通したお陰で、まったく渋滞しなくなった。暫定三車線が、元の二車線に戻ってたのは知らなかったが。
伊勢湾岸から東名阪へ。東名阪は平日でもやっぱり渋滞気味。これを抜けて新名神。土山SAで休憩&給油。
ここまで家から422km。長距離ツーリングの時は毎回、距離と給油量を記録に取っているのだが、西行きの場合この区間は毎回同じなので、全く一緒の値になるので面白い。(当たり前か)

2017 05 14 02

草津JCTから名神。東名阪で追い抜いた自衛隊の隊列に追いつく。
装甲車みたいのの集団だったが、この他にも高速走っていいのか!?と思ってしまう戦車みたいのも走っていた。
連休中にご苦労さんです。

2017 05 14 03

京都を過ぎて天王山辺りを走ってると、黒いアルファGTに追いついた。
右ハンドルなので2リッターJTS。前に乗ってた2台と同じグレードである。(なぜか仮ナンバー)
追い抜くと、しばらく真後ろをピッタリとついてきてくれた。しばしのランデブーの後、吹田JCTでサヨウナラ。

中国道から山陽道に入って、淡路島方面へ。明石海峡大橋を渡って、淡路ICで高速を降りた。
橋の麓の道の駅に寄り道。平日だが連休中なので、駐車場は超満員。臨時駐車場へと誘導される。

2017 05 14 04

変わり映えのしない絵だけど、、吊り橋は何度眺めてもいいものだ。

道の駅からは県道31号で、島の北側海岸沿いを行く。
交通量が少ないくらいで、とびきり良い道というわけではないので、県道88号経由で東側の国道28号へ。
洲本の街に入ったところで、しばしの散策。

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コンバージョンされたレンガ造の旧工場が立ち並ぶ公園。
洲本市の中心にあり、それなりのシンボルとして活用できそうだが、いまひとつ賑わいはなかった。
表面的な保存だけじゃ、建物も可哀想だよね。

洲本滞在は30分程度。先を急ぐ必要はないのだが、再び走り出す。
この先R28は内陸に入り、面白味のない道になるので、島の南岸を走る県道76号にスイッチする。

2017 05 14 07

由良を過ぎると、完全一人旅。道も本領発揮というところで、走り甲斐のあるワインディングが始まる。
右へ左へ、細かいコーナーの連続。理想的なラインを探しながら次々とクリア。
今回のツーリング、最初のワインディングロード。準備運動には最適だ。

2017 05 14 08

やがて道は海に降りてくる。
そこからは、海際をひたすら走り続ける。海と反対側は山が迫っているので、脇道も建っている建物もほとんどない。
淡路島の裏街道は、生活感のない静かなドライブルートだった。

2017 05 14 09

景色と走りをしっかり楽しんだK76から、県道25号を経由して福良。コンビニでコーヒー(牛乳)小休憩の後、再び高速上へ。
鳴門海峡を渡って、鳴門ICから国道11号。徳島市街を目指す。

2017 05 14 11

初日の本日は、四都のうち徳島県の県庁所在地、徳島市宿泊の予定だった。
事前に抑えていたホテルは、徳島駅の目の前。新築に等しい宿の部屋から外を覗くと、真正面に駅ビルが鎮座していた。

徳島市街にはホテルが少なく、ほとんど選択肢がない。連休中でもあるわけで、この立地のホテルを抑えられたのは幸運だった。
阿波おどりの季節はまったく宿は取れないという話は、全くその通りなのであろう。

2017 05 14 12

さて、徳島の街である。
初日で力も有り余っているのであるが、明日はちょっと気合が必要なルートを考えていたので、早めに床に就きたい。
なので夕宴?は駅周辺で済ますこととする。

適当に検索して見つけた地鶏居酒屋に、開店と同時に入店。
まだ客はそんなにいないのに、料理が出てくるのが異様に遅い。しかも出てきた焼鳥は冷めているという。。
これが地方居酒屋の現実なのか? 

すぐさま見切りをつけて、街をそぞろ歩く。歩くって言っても、範囲が狭くてすぐに終わってしまう(笑
徳島市の繁華街と言われる街は川向こうにあるはずなので、駅前で済まそうというのが無理な話。

2017 05 14 13

二軒目はホテルの足元のカジュアルイタリアンでと相成った。さっきよりマシだけど、ここも長居をするような感じでもなく。。
まぁ明日も早いのでね。

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そんなわけで、一日目終了。
二日目の明日、いきなり今回の旅一番のハイライト。冒険に出ます。

 Posted by at 8:48 AM
5月 072017
 

2017 05 07 01

2017年GW、日の並びも良く、満を持してのロングツーリングです。
行き先は、一昨年の秋以来の四国にしました。

これまで、四国は幾度となくツーリングの舞台に登場していて、目新しさはほとんどないかもしれません。
なので、今回はいつもと違うテーマを敢えて据えてみることに。
今回のお題ともなっている「四都」がそれです。

昨年GWに松江を楽しんで以来、「全国県庁所在地の旅」という旅のテーマを立ち上げ、レポにするでもなく密かに楽しんできたというのは既知のこと。
このテーマを四国に適用し、四国4県の県庁所在地の街をベースに、ツーリングを楽しんじゃおうというのが、今回の企画主旨。

松山、高松、高知、徳島。
ここを訪れることをテーマ(ってゆーより「縛り」)にして、走りのルートを組み立てることにしたわけです。
そうすることで、いつもとはちょっと毛色の違う四国ツーリングになるんじゃないかと・・・

ま、そんなテーマを掲げつつも、結局はいつもの如く走りまくりは変わらないわけで。。
かの四国ゆえのスーパーハードな悪路峠越えに、老体S2000の悲鳴が聞こえた気がしました(泣笑
しかし、それだけでは終わらない。山岳ハイウェイでは高らかにF20Cを歌わせ、ざらついた路面にしっかりとラバーを乗せて。。

悲喜こもごもの四国四都ツーリング。
落ち着かない春の天候に翻弄されて、絵はイマイチのオンパレードなれど、走りのステージはフルコースに近い内容かと。
ぼちぼちレポします。お楽しみいただければ幸いです。 

 Posted by at 7:01 PM